第5回PARCサウンド鑑賞会 その4

 第5回 PARC サウンド鑑賞会の開催日まで残すところ一ヶ月です、出品予定作品を拝見しますと、凄くレベルが高いです。
 何方の作品も凄く凝っていて、私の様に普通の箱では、赤っ恥をかきそうです。
 パッシブネットワークも三次(18dB/OCT.)のバターワースのつもりですが、構えば構うほどラビリンスに入り抜け出せません。
 そこで代替策として、PCチャンデバを用いた調整を行いました。
 今まで廉価なAVアンプで手軽に調整していましたが、120Hz以下の低音の質が今ひとつですので、本格的なアナログアンプとオーディオインターフェースで試してみる事としました。
2015-04-27_15-43-56.jpg

 アンプは、クラウンのローエンドアンプのD45を二台とRMEのfirefaceで構成しました。折角業務用の機器なので、接続は頑張って平衡(バランス)接続です。

 音量の調整は、RMEのTotalMIXのデジタルボリュームを用います。
 RMEの内部処理とTotalMIXの音量調整は、長精度浮動小数点(46bit)でサウンドモジュールをレンダリングしてるので、小音量時の情報欠損が生じず良い結果が期待できます。
 アンプは、ラックマウントタイプで堅苦しいイメージなので、ラックマウントの耳(パネル)を外して、サイドバーをチークで作り、一寸お洒落しました。
 これを機会にISOタップで螺子山を切って、インチネジからISOネジ皿キャップボルトに替えました。
2015-04-27_15-45-00.jpg

 肝心の音は、AVアンプに比べて良い音になりました。

第5回PARCサウンド鑑賞会 その3

 久し振りの雪で家の周りが静かなので、PARCサウンド鑑賞会に出品するスピーカーの調整を行いました。
 気温が上がらず湿度が高いので、生乾きの塗装面にオーニングを掛けました。
478C5841.jpg
 28mmのリング トゥイーター(DCU-T113S)を取り付けて、クロスオーバーを2,500Hzで聴いてみましたが、能率が低い事と、仕様のfs:700Hzの割りに2,500Hzでは苦しい様です。
 色々と試した結果、3,000Hz程度がカットオフが下限の様で、ヨーロッパ製のリング トゥイーターのそれは2,300Hzから使えますが、一寸勝手が違う様です。
 131Aの1,000Hz~2,000Hzの小山を避けるには、2,500Hzのクロスは欲しかったです。

周波数特性(軸上1m)
 以下の特性はfoobar2000にMinnさん作製のデジチャンを使った場合です。
 グレーの曲線は24dBのスムージングです。
PARC_full.jpg

ウオーターフォール特性
wf2jpg.jpg

インパルス・レスポンスのスペクトラム
 横軸は時間、縦軸は周波数であり、色は(dB単位)の相対強度を示します。
 トゥーイーターの遅延はサンプリングレート44,100Hzで7.8mmのバウンダリー(boundary)ですので、タップ数は3で遅延長にして23.4mm相当です。
 3,000Hzのクロス部分はテパー状のコーン(赤色)となっていて、問題無さそうです。
 それより、131Aが担当する低域に問題があります。解決策としてドライバーを交換するのが簡単ですが、吸音材などを調整して、もう少し頑張って見ます。
 白い水平線がクロスオーバーの3,000Hzです。又、300Hz以下は一次反射と干渉が強いためにクリアーになっていません。
PARC-2.jpg

インピーダンス特性です
 ベント長さを調整した結果、共鳴周波数として50Hz付近となり想定どおりの特性です。
PARC_Low.jpg

肝心の音は
 阿保な話ですが、市販のミニコンポのアソート・スピーカーに負ける音で悲しいです。
 改善を更に継続するか、昨年出品したスピーカーと同様に廃棄処分するかの分岐点にいます。
 根本的な対策として、ベントを塞いで、アコースティック・サスペンション方式という手もありますが、恐らくアルミのダイアフラムの耐久性が低い為に対応出来ない可能性があります。
 やれやれ・・・

第5回PARCサウンド鑑賞会 

 PARCサウンド鑑賞会の応募の時節になりました。

 PARCrogo.jpg

 日時    2015年5月23日(土) 10:00~17:15
 場所    九州工大鳳龍クラブ(新橋駅前ビル5F
参加費    500円(入場時に会場使用料として)
 主催    代表幹事 田中さん + 有志 (+ 事務局 A&Cオーディオ)

詳細はこちらから → 第5回PARCサウンド鑑賞会 開催のご案内

ディープなビルで有名な新橋駅前ビルの三基あるエレベータの五階の正面です。
矢印入り口
無題

 今年も懲りずに参加させていただく事に致しました。
 今年のスピーカーは、以下の様なごく普通の四角い箱の2wayの予定です。
 しかし一寸凝ってます。
 PARC1.jpg
ウファー      DCU-131A(アルミコーン130mm)
トゥーイータ    DCU-T113S
クロスオーバー  3,000Hz
キャビネット容量 7L バスレフ

 この鑑賞会はコンペティションでは無いので、気楽に参加して音が出れば良いので、私の様なド素人でも参加が可能です。
 とても良い雰囲気の大人の会合です。でも、技術的に高度な方もいらして、其れなりに楽しめる鑑賞会です。
 PARCのドライバーは、今まで日本で発売された他社製と比べて、コーンに変なコルゲーションとか、補強の為のフォルド(リブ)が無いので、素直で使いやすいです。

(昨年)第4回PARCサウンド鑑賞会でのドリームクリエーション(PARC)冨宅代表による、磁性流体の有無に関するお話
2014-05-31_15-40-18.jpg

A&Cオーディオの新製品
XPARCAUCjpg.jpg

第5回PARCサウンド鑑賞会 その2

PARCサウンド鑑賞会のスピーカー作製を終えて、これから調整です。

 PARCrogo.jpg

 日時    2015年5月23日(土) 10:00~17:15
 場所    九州工大鳳龍クラブ(新橋駅前ビル5F)
参加費    500円(入場時に会場使用料として)
 主催    代表幹事 田中さん + 有志の方々 (+ 事務局 A&Cオーディオ)

詳細はこちらから → 第5回PARCサウンド鑑賞会 開催のご案内

478C5803.jpg
 今年は、四角いキャビネットで、ありきたりのデザインで一寸つまらないです。
 バッフル板はチークの無垢材で、外から見える螺子はスピーカーの取り付け螺子だけです。最近のスピーカーは、スピーカー(バスケット)を止めている螺子を隠すのがトレンドの様ですが、残念ながらそこまでは出来ませんでした。
 バスレフ構造ですが、ベントが何処に有るのか解らない様にしました。
 又、重量が鬼の様に12kgもあります。
 今日から、ネットワーク、ベントの長さ、吸音材の材質と量等、調整を開始しました。

 取り敢えず周波数特性を測定しました。
 3m離れたリスニングポイントでの測定結果です。
 低域の特性が良くないのは、バスレフ共鳴点の最適化が未着手の為だと思います。
 又、2.5kHzからの中高域の荒れは、ウファーに下駄を履かせている、バッフルリング(フランジ)による干渉が原因で生じていると思われます。やはりこの手の便利グッズは駄目ですね。
 バスレフの共鳴周波数を50Hzから60Hzに変更したほうが、低域のパワー感が出そうです。
赤:低域 、青:高域(6dB/OCT.スムージング) 灰:24dB./OCT.スムージング
PARC-20150313.jpg
XPARC.jpg
 インピーダンス特性です。
 設計どおりに、50Hzで共振してますが、ベント長を調整して60Hzでの共振を試して見ます。

ウオーターホール特性も特に問題無さそうです。
ウーファーの分割振動開始(950Hz)からクロスオーバーの2,500Hzに2サイクル目の振動が顕著に生じています。
WF.jpg

歪率の測定は、以下のとおりです。
Dis.jpg
1,000Hzで0.1%程度で、100Hzで1%前後ですので、並の下といったところです。

肝心の聴いた感じは、まだまだ駄目ですね、何か物足りないです。



 ウファー      DCU-131A(アルミコーン130mm)
 トゥーイータ    DCU-T113S
 クロスオーバー  3,000Hz
 キャビネット容量 7L バスレフ
 重量         12kg
 

河口湖合宿に参加してきました。

DSC03768.jpg

 DCX2496改造のお披露目と、ラズベリーパイが主なテーマでした。
 今回の会場は、天井が斜めで、窓ガラスが三重で、カーテン付きと音響的に素晴らしいところです。
 広さとしては、幅:9m×奥行き13m×高さ(3m平均)で、約36畳です。

ラズベリーパイ
 ラズベリーパイ用DACを作製して、その音出しを行いました。
 構成の部品が小さく、高度な半田付けのノウハを要しますので、会員の重鎮(I氏)に困難な小さい部品廻りの取り付けをおこなっていただき、大きなケミコン、コネクタの半田付けを残すという、何時もの大人の配慮をしていただきました。

DCX2496関連
かたや、同会場で、O氏の改造DCX2496、SRC2496、オリジナルのDCX2496を使って、TADのホーン、JBLのウーファー、ATCのSM75、スキャンのベリリウム、ヤマハのベリリウム、フォステクス等を交換しながら、スピーカーの鳴き合わせを中心に、音楽を楽しみました。
 それから、ケンさん設計のDCX2496用のシリーズ電源とオリジナルのスイッチング電源とを聞き比べを行いました。
 シリーズ電源の場合、雑味がなくスッキリして、音場が広がる様です。
 今回の評価をもって、専用のPCB基板の設計に進まれるとの事でした。

 レガシーなオーディオも良いですが、今回の様に新たな分野を知ることができて、個人的には、大変勉強になりました。 
 何時までも細かい部品の取り付けを、お願いしていては、発展性がないので、ここで実体顕微鏡の導入を行い、チャレンジする予定です。