魅惑の黒竹輪を入手しました。

 ネットワーク・オーディオのノイズ対策として、灰色の竹輪を投入して、それなりの効果が得られました。更にノイズ対策を進めて、静寂性の追求と音質の改善を目指して、ファインメット・コアーを入手しました。
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灰色の竹輪
TDK製のクランプフィルター(ZCAT3035-133)
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測定結果
 早速、日立金属製のFT-3K50TSのインダクタンスを測定したところ、ワンターンで0.18mH(10k)もあります。このコアーに「コモンモード巻き」で7~10ターン巻くと、中波帯のノイズのリダクションが出来そうです。スイッチング電源撲滅作戦上、最後のスイッチング電源であるクワイエットPC内のATX電源(ニプロン PCFL-180P-X2S2)に試してみます。スイッチング周波数が100~200kHz(負荷により変動)と比較的低いので、効果が期待できそうです。

適応個所
 今回は10個入手できたので、PCの電源ライン、LANケーブル、RME Fireface UCXの電源に投入して様子を見たいと思います。更に、スイッチング電源の蛍光灯、LEDのシーリングライトの電源ラインに追加して、エアコン、冷蔵庫、電子レンジ等、電力系は、発熱の想定が出来ないので、今回は見送りとします。

 スイッチングアダプター電源

 スイッチングアダプター電源は、軽量、高効率、廉価と三拍子揃った電源で、特別ノイズ面に配慮を必要とするオーディオ機器、測定器、医療機器以外、総ての電子機器に使われています。スイッチング電源だから駄目と言うことは無く、製品の品質はピンキリです。そこで、スイッチング電源の振る舞いを調べてみました。以下のアダプターは、製品に添付されていたスイッチング電源アダプターで、総て12V1.5~2Aのものです。
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調査対象のスイッチングアダプター
 スイッチングアダプター電源の価格もピンキリで、廉価な物は200円から高額の物は、数万円の物があります。総じて、秋葉原の電気街で単独に販売されている物は廉価で、測定器、業務用機器等に付属している物は高額です。

外見の違い
 ACアダプターは12V/2Aの同一規格ながら大きさが、全く異なります。左がSisco(米国)、中央がバッファロウ(日本)、右がRME(ドイツ)の付属品で、体積が全く異なります。
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ノイズの測定
 ACアダプターに30Ω/5Wで4.8VAの負荷を掛けてオシロスコープで測定したところ、以下の様な結果で、バッファロウのノイズが極端に高く、如何に粗悪品で有るかが解りました。

 ・秋月電気通商製ACアダプター
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 ・RME Firefaceの純正ACアダプター
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 ・Siscoの小型ルーターの純正ACアダプター
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 ・バッファローのルータに付属のACアダプター
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聴感上での試験
 ノイズ測定の試験環境で、クリスタルイアホン(セラミック)をコンデンサーで直流をカットしてノイズを聞き取りました。ACアダプタにより、色々な音がしますが、ノイズの大きい順番は、筐体の大きさに反比例して、SiscoのACアダプターが一番小さい結果が得られましたが、ノイズの占める周波数帯域により聞える、聞えないが生じるので、ノイズ音量だけで判断できませんが、一つの重要な判断要素と言えると思います。秋月製は、聴感上のノイズが著し高く、バッファローのものは、ノイズでイアホンが壊れそうです。

結論
 RMEのスイッチングアダプターは、上代9,000円程です、又、シスコのスイッチングアダプターも15,000円程であった記憶があります、まともなスイッチングアダプターは、それなりの金額がします。民生用の無線ルータ、充電器用のアダプターは、ハッキリ言って、塵同然なので廃棄処分とします。残された良質なスイッチングアダプターに限り、リニアー電源に交換していく予定です。秋月の物は安さのみがとりえで、存在価値があると思います。

attached Knob(とってつけた)話です。

 今日は、オーディオインターフェースをUSBからIEEE1394に切り替える予定でしたが、ケーブル長が40cm程不足な為、作業を中止して、完成したばかりのリレー式のアッテネータを改造してみました。ロータリエンコーダーのノブが、値段相応なので、一寸、高級な真鍮の削り出しに交換してみました。単純に交換するのでは、つまらないので、光ファイバーケーブルを用いて、ノブの中央にLEDの光をノブに導いてみました。

消灯時
 ノブの中央にファイバーチャネルのポリカーボネートの芯が見えます。ここに光を導きます。
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点灯時
 点灯の時は、ロータリーエンコーダの奥に仕組まれたLEDの光がファイバーチャネルを通して導かれます。リモコンでのイベントの場合は赤色、ノブの手回し、手押しの場合は青色に光ります。
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結果は
 プチ整形で一寸、美人になりました・・と言う、
 とって付けた( attached Knob ) 様な話です。

重要なプチ整形
 ハムのノイズを避けるために、予防保守の整形を行いました、洋白のホイル(0.1mm)を入手して、ケースの内側、上部と下部に貼り付けて、そこから電源のマイナス(グラウンド)に落としました。これでシールドの効果が期待できそうです。洋白は、銅と亜鉛、ニッケルから構成される合金で、ニッケルシルバー(nickel silver)と呼ばれており、電気部品では、水晶発振子の銀色のケースがそれで、銅とニッケルのシールド効果が期待できます。

リレー式のアッテネータが完成しました

 今日は、穏やかな初秋の秋葉原で、「手作りアンプの会」主催のリレー式のアッテネータ作製会に出席して、最後の仕上げと動作試験を行いました。

ファイナルの抵抗の決定
 アッテネータの出力に繋がりメインアンプの入力と平行となつて、インピーダンスを決定る抵抗を取り付けました。この抵抗は、負荷が常時掛かる部分で、音質を決定する度合いが大きい部分です。そこで、今までの経験則から金属箔抵抗を迷わずに選定しました。
 取り付けた抵抗は、Vishay無誘導金属箔抵抗 VSR(0.25W) 0.1%で、このアッテネータに繋ぐメインアンプの入力インピーダンスを20KOhmと想定して、6.8KOhmとしました。R-Rの抵抗は、オリジナルのTAKMAN REY50 0.5W 1%で、音響用抵抗の品質として申し分ありません。

黒い四角のVishay VSR金属箔抵抗と、青磁色のTAKMAN REY50です。
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2Way電源への変更
 オリジナルの電源の仕様は、パワーパック(安定化スイッチング・ACアダプター、トランス式ACアダプター)ですが、それに加えて、筐体内部にバッテリー・チェンバーを設けて、AC電源とバッテリー駆動が可能な仕組みにしました。バッテリーで駆動しても、消費電力が6V/0.12VAなので、連続で数日連続稼動が可能なので、充分実用に耐えられます。

以下の様に、電源スイッチを設ける事にしました。バッテリーの重さにより適度な安定感が得られました。
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今後の予定
 リレー式アッテネータは、これにて完成として、オフ会等に持ち出して、有効活用を図りたいと思います。

リレー式のアッテネータを作製しました

 チャンネルセレクター付きのリレー式のアッテネータを作製しました。
 来る9月30日に「手作りアンプの会」の主催で、リレー式のアッテネータの製作会が催される予定ですが。それに先立ち、リレーのキットを作製させていただきました。

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作製した観想
 今まで作製したリレー式のアッテネータと比べて、極めて合理的に設計されて、インプリメンテーションが容易です。既製のケースを用いて、前面パネル、背面のパネルが、PCBとシルク印刷で出来ています。作製時間は2~3時間で完成する事が可能です。

内部の写真
 10個のラッチングリレー(赤)を用いています。部品は総てDIP部品で、製作に際して、目や指先に優しい仕様です。
 アッテネータで7個(7ビット)と、ミュート用に1個、入力セレクター用に2個で計10個という贅沢な設計です。
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簡単な仕様
 2Wayの入力セレクター機能
 入力のセレクション毎に減衰量の設定が可能
 赤外線リモコン機能あり
 チャンネル数:2
 最大減衰値:-63.5dB
 ステップ数:128
 ステップ毎の減衰量:-0.5dB
 インピーダンス:5kOhm
 外部表示装置で減衰値の拡大表示可能