DCX2496改良の再開

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 DCX2496のクロックとして、ルビジウムと、水晶発振器のターンオーバーが可能な仕組みとしました。
 低位相雑音の水晶発振器(TCXO)とルビジウム・クロックの選択をジャンパー線で選択することが可能ですので、使用する環境に合わせて切り替えが可能です。
  
 ルビジウム・クロックの12.288MHzを二逓倍して24.576MHzを得ています。 
 通常、PLL回路で逓倍するのですが、PLLの場合位相の変動によりクロック確度が、大幅に落ちることが想定出来た為、Mini-Circuits社AK-2+という周波数マルチプライヤーで、逓倍しています。
 AK-2+は、全波整流回路の高調波を急峻なフィルターで、取り出すモジュールのため、確度、精度の維持はできるのですが、トレードオフとして、著しい利得減衰が想定されたので、減衰分を補うRAM-4+という高周波アンプを用意しました。
 しかし、取り敢えず動作したので、適用は止めましたが、BNCケーブル長に依存しない安定稼働のためには、このアンプとAGC回路は有った方が良い様です。

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 ルビジウム・クロックで動作中のDCX2496です。
 
 肝心の音は、パッシブLPFの遮蔽特性の悪さからDACのΔΣのノイズが消しきれず、又、スイッチング電源のため、高周波の残留ノイズがタップリ乗っかり、高音に美しさが無く、全く気に入りません。
 次のステップでは、スイッチング電源からレガシーなトランスとシリーズ・レギュレータへの換装と、LPFの遮蔽特性の見直し、DA変換後にルンダールのトランス出力による平衡出力を行う予定です。
 デジタル入出力のチャンデバは、Omnimicと親和性の良いMiniDSPで実現して、DCX2496はDSPに搭載されている、AK4396を徹底的に活かす方法でいきます。
 いよいよ、DCX2496の改善プロジェクトの最終段階です。

 
 LINNからデジタルチャンネルデバイダーが発売されました。
 KLIMAX EXAKTBOX 3way 6ch 4,000ポンド 70万円
 AKURATE EXAKTBOX 4way 10ch 10,000ポンド 174万円
 上記は、現地価格で、日本ではこれに代理店手数料、送料を加えると20%アップ
 DSPはLINXのチップを用い、電源はスイッチング電源、アナログ出力は、トランス(ルンダール)出力です。
 特筆すべき点は、出力チャンネルにボリューム・コントロールが有ります。

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