ビクタースタジオを見学

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 N氏から情報をいただいて、神宮前のビクタースタジオを見学しました。
 ビクタースタジオは、心霊スポットで有名な千駄ヶ谷トンネルの出口の交差点にあって、 以前から窓の無いビルとして、気になっていました。

 当日は、ビクタースタジオのグループ長の秋本秀之さんに、マイク、大小のスタジオを案内していただきました。印象的な説明として、マイクロフォンの選択基準は、創作で求めている音色が最優先で、値段と性能だけでは無いとのことでした。

 ビクターは、44.1kHz/16bitでマスター録音を行っており、それを、K2Technologyと言う難しいシステムで、録音時に失った22kHz以上の音声信号をデジタル処理で、創り出すとのことです。
 ビクターにマスターとして保存してあるのは、フォーマットも16bit/44.1kHzで同じものでしかないので、K2HD PROCESSOR HDP-1126というDSPで、AES/EBUフォーマットでCD音源の16bit/44.1kHzを入れると倍音成分をシンセザイズして付加した上で、24bit/96kHzに変換された信号が出てくるので、それを「K2HD」として販売するとの事です。それらにより"K2Technology"で、JEITAのハイレゾ定義のクリアーを達成したのではと想像します。失った信号を生成する技術とは、どの様な工学的論理で行うのでしょう?
 K2HD PROCESSOR HDP-1126というDSPにCD信号をぶち込むと、打ち出の小槌の如く、ハイレゾ音源が生成されるのですね、これでは、創生ではなく生成だと思いますが・・・

 ビクターには、絢香、Kiroro等、歌謡曲の資産が膨大にありますが、レンタルCDのコピーでCDの売れ行きが、下降を辿っているとのこと、音楽の増売対策として、ハイレゾ(上記)のWeb販売に踏み切り、その販促とK2Technologyの味加減の確認を意図した、見学会でした。
 とても楽しく、有意義に一日でした。

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