昔懐かしお菓子をいただきました。

 子供の頃、「まころん」というピーナッツをベースとした、クッキーの様なお菓子が、駄菓子屋さんで売ってました。この起源は、卵白と砂糖とアーモンドを使ってオーブンで焼きあげた菓子フランスのマカロン(macaron)かと、勝手に思ってました。しかし、これは間違えであることが解りました。日本のマコロンの起源は、イタリアのお菓子の「アマレッティ:Amaretti」であり、ビスコッティ・アマレッティ(biscotti amaretti)とも呼ばれます。

イタリアの「アマレッティ」
 本物のアマレッティは、杏子の種の赤い核(杏仁豆腐と同じ)を使って、ほんのりと苦味のある大人の味ですが、そこまで出来ない場合は、アマレットというビターで味付けとします。メレンゲとアーモンドパウダーを混ぜて焼くだけの極めて簡単なレシピです。 そして、このお菓子を柔らかく作った物をバーチ・ディ・ダーマ(Baci di dama)と言います。
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日本の「まころん」
 泡立てた卵白に落花生とアーモンド、砂糖、小麦粉、バターで焼いたもので、太平洋戦争前の東京府の頃には、既に存在していたとの事です。
まころん

おフランスの「マカロン」
 フランスのマカロンはイタリアのアマレッティと製法が酷似しており、メディチ家がオルレアン公アンリ・ド・ヴァロワのもとに輿入れした際にフランスの宮廷に導入され、マカロンの原型となったと言われる菓子です。 このお菓子を柔らかく作ったものを、バーチ・ディ・ダーマ(Baci di dama)と言って、アマレッティよりしっとりとした食感です。
Xマカロン

 気取った、フランスのマカロンのルーツは、イタリアのアマレッティが起源で、日本のマコロンも同様に、それと同じ起源なのですね。イタリアの文化は、流石です。日本では、気さくなお菓子として、与作なガキが、食べていたのです。しかし、「まころん」は、マカロンという言葉の響きに近いので、個人的には、イタリアからフランスのマルセイユ経由で入って来た物と、信じています。

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