冬の五箇山

 半世紀前の五箇山のラッシュが出てきましたので、掲載してみました。
当時、五箇山は、富山県の南西端にある南砺市の旧平村で、特に冬は、本州のへき地と言われて、東京から行く場合、東京から富山、井波、小牧堤と、関西電力の発電所がある庄川を船で上り、20時間程掛けて到着します。現在では高速道路があり、数時間で行けますが、とても大変でした。子供のくせに生意気に、父にねだって、手に入れた中古のニコンFブラックを持って、雪の中を一人で撮影した辛い記憶が蘇ります。露出計は、セコニックのスタデラで、何時も首に下げてました。旅行は好きでしたが、写真は趣味で仕事にする気は全く無かったです。

フィルムと現像
 パンクロマチックフィルムの代表のKodak PLUS-X PANフィルム(コダックプラスXパン、125PX)を使い、現像は、わざわざ銀座の長瀬産業の子会社の東洋現像所(現在の株IMAGICA)にお願いした記憶があります。今、フィルム・ネガを見ても、つい最近現像した様に保存性が優れています。日本のフィルムだとこの様にはいかないです。

五箇山村上家
 土手の上から一枚、前面の雪のグラデーションが飛んでいます。プリントした時は、覆い焼きをお願いして、グラデーションが有りました。デジタルは、ラティチュードが狭いです。
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© 2018 grigri.

庄川に掛る吊橋ですが、冬期は閉鎖になっていました。
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© 2018 grigri.

秋の実りが良いです。
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© 2018 grigri.

囲炉裏
囲炉裏を囲んだ団欒、冬の夜長の楽しみのひとつ、竹の筒にお酒を入れて、岩魚、山女を肴に酌み交わす。
話題が無くなるほど、長く静かな贅沢な時間がながれます。
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© 2018 grigri.

お土産
 栃の実を餅に搗き込んだ栃餅と、昆布で巻いた黒赤の蒲鉾、三笑楽(さんしょうらく)というお酒を、カメラのお礼として父に持ち帰りました。

三笑楽酒造株式会社
http://www.sansyouraku.jp/

防雪の寧ろですが、とても綺麗です。
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© 2018 grigri.

合掌づくり(村上家)の屋根裏
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© 2018 grigri.

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