レコード・プレーヤーのプリンスに制振材

 スピーカーからレコード・プレーヤーへの音圧と、トレースの振動による昆変調を避けるために、ソルボセインでプレーヤーをフロートしました。制振材は、エーテル系ポリウレタンで硬度は、Shore(00 Scale)で、30です。つきたてのお餅というか、スポーツマンの腕の筋肉と言った感じです。プリンス(Plinth)の制振と水平出しが行える様に工夫しました。
プリンス:台座の部分で、LP-12の場合は木枠に相当します。
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トランポリン構造
 LP-12 ターンテーブルのベーシックモデルは、購入したオリジナルのままでは、音が出せず、アップグレードキットを湯水の様に投入しないと、使い物になりません。その一つとして、トランポリンがあります。トランポリンは、薄い(4mm)厚のパーチクルボードにゴム足をつけて、振動を遮断する機構です。上代は30,000円で、LINNとしては破格の安さですが、板材が鳴く等、購入に値しない商品です。現在、改良型のトランポリンⅡが発売されてますが、それでもそれ程優れた物ではなく気に入りません。そこで、緩衝機構を作製してみました。

サウンドクリエイト(LINN Japan)のトランポリン情報
http://linn.jp/products/turntables/trampolin/

トランポリン
薄いパーチクルボードにゴム足で初期のものです。
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トランポリンⅡ
上記の改良型ですが、相変わらず薄い合板にゴムのサスペンション(モーリス・ミニのサスペンションと同じで、英国人の好みの様)
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トランポリン構造の問題
 トランポリンⅡになっても、緩衝機構のゴム足が、パーチクルボードに付いている事には代わり無く、剛性の弱さから鳴き気味で、未だ未完成といったところです。そこで、緩衝機構をパーチクルボードに付けず、プリンスに直接取り付ける事にしました。

制振機構とソルボセイン
 以下の様に、近代的にソルボセインをプリンスの水平出し用アジャスターとして取り付けました。これにより、水平出しと制振を同時に実現可能な仕組みとなりました。
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プリンスにソルボセインを取り付けて水平をとったところ
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今後の予定
 次は、サブシャーシーをキール(背骨)に交換する予定ですが、、一寸、懐具合に合わないのと、それよりもトーンアームがLINN純正しか付かないダメな設計ですので、アルミ合金からCNCでオリジナルを超えるモノを作ってみたいと思います。LP-12には、SMEかOrtofonが似合うと思います。

以下が、キールです.
http://linn.jp/products/turntables/keel/

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No title

 LP-12はインシュレータ等足回りは色々試しましたが、結局何もし無い方が良かったです(トランポリンは試してないですが)。
 アナログは理論よりも結局試してみないと解らないので大変ですね。キールもアルミの方が良いとは思いますが、コストがね。これ以上アナログにはあまりかける気がないこともあります。むしろ質量中心とバネのバランス調整の方が重要かもしれません。

 それにモータ系も重要でこの辺も外せません。最近はテーブル外周を検出しているらしいですが、これもちゃんと計算すると大丈夫かいなと思います。

Re: No title

コメント有難うございます。

一年振りにアナログレコードを聴きました。やはりハンドリングが面倒です。
 LP-12は大した部品を使って無いので、振動対策、過渡特性向上の対策を行うと、所詮、物理的な振動の塊で、歪のオンパレードですから手を着けると、必ず音が変わって良くなった錯覚を起こします。
 どの様に工夫しても、録音時のオリジナル音源を超える訳無いですから・・・程ほどにですね。