80cmの巨大スピーカーを聞く

 昨日は、台風22号が本州上陸真っ只中に80cmの巨大ウーファーを鳴らす企画がありましたので、群馬県伊勢崎市に行ってきました。大型ウーファーとしては、フォスター電機製フォステクスブランドでFW800HSという大型のウーファーがありますが、今回聴く事の出来るスピーカーは、三菱電機とNHKで共同開発した、ダイアトーン・プロフェショナル スピーカーシステムSC-8406Lです。
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SC-8406L
 ダイアフラムのダイアメータが80cmですから一般的にはサラウンド(エッジ)を含めると1mと言って良いと思います。インピーダンスが8オームで、耐入力が2kWもあります。ダイアフラムはケブラー製で、カーボンコンポジットか、塩ビか良く解りません。又、サラウンドが、ゴムホースの様で、軟らかくないです。
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NHKに納品
 NHKの放送を目的としたホールは、当初、愛宕山にあり、その後内幸町にNHKホールが設立され、そこも手狭となり、神南の現在のNHKに移りました。それを機会に、NHKホールにパイプオルガンが設けられ、そのオルガンは東独ベルリン・シュッケ製で世界最大弩級、ストップ数92、パイプ数7,640本、5段鍵盤を持つもので、パイプと電子オルガンのハイブリッド機構でした。そのハイブリッドの電子オルガンモードの演奏の時の低音を受け持つスピーカーの予定でした。予定と言う事で、最終的には担えなかったということです。15年前から演奏されなくなり、たまに、Jpopの録音、紅白歌合戦の蛍の光に使われる程度の体たらくです。

試聴の機器構成
 タンノイ38cmのコアキシャルスピーカーであるバークレーと50Hzでアクティブ・クロスオーバーで、分割して、200Wのアンプで聴きました。 音源は、CDをリッピングして、DDC経由でデジタルのまま、アクティブ・クロスオーバーに入力しました。
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肝心な音
 今まで聴く事が出来なかった重低音を聴かせていただきました。圧巻は、JAXAのH2ロケット打ち上げで、音源には、5hzの音と言うか空気の移動の風圧が含まれており、70坪の切り妻屋根の工場全体が、振動して、天井の電灯がカタカタと共振する程です。パイプオルガンの名曲のサンサーンスを聴きましたが、残念と言うか、当然ながら、本物のパイプオルガンとは、全く異なります。

最後に
 スピーカー自体の重さが200キロ以上もあり、移動が困難な為、この工場で箱を解体するとの事で、その雄姿の最後を見届ける事が出来て、貴重な体験が出来ました。


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No title

grigriさん

私も参加を予定していましたが、胆石で入院中でいけませんでした。入院はしばらく続きます。本日は外泊です。

当方は伊勢崎市に近いのでいつか聴くチャンスがあればと思っています。

Re: No title

コメント有難うございます。

 この様なスピーカに御目に掛かる事は、一生にそれ程無いと思いますので、一聴する価値が有ります。

行かれたんですね

こんばんは!
例の80cm聴きにいかれたんですね
当方、行けなくて残念です。
一聴の価値があるのに残念
あとで、感想など聞かせてください

Re: 行かれたんですね

コメント有難うございます。

 そーなんです、一日掛かりでお邪魔して拝聴してきました。とても良かったです。特にJAXAのH2ロケットの打ち上げ音と、「おっきりこみ」の味が忘れられないです。