消音パソコン(クワイエットパソコン)へ移行 その10

 徐々に本調子がでてきました。先ずは、発熱と放熱の関係を調べました。デジタル温度計をチップセットに取り付けCPUの温度はマザーボードに添付の管理ソフトで測定してます。 ランニングを24時間程行い、CPU 温度が36℃で、チップセットが、37℃といったところです。室温が25℃ですので、10%程度の軽負荷では、10度程度の上昇で全く問題ありません。

クワイエットパソコンの印象
 クワイエットパソコンですから、音が出なくて当然ですが、パソコンから音が全く出無いで静寂ですと、とても違和感を感じます。これも、その内に慣れると思いますが、音の出ないボリュームから音が出て、今まで暗騒音の基であったパソコンから音が出ないと、面喰らいます。

負荷試験
 CPU に100%の最大負荷を掛けて、クーリングシステムが飽和状態に達しないで、特別な冷却装置無で、安定状態となるかが、最大の課題です。計測ソフトのOCCTを用いて、最大の負荷状態で二時間に渡り測定しました。
OCCT.jpg

測定項目
 ・CPU の温度
 ・コア#0の温度
 ・コア#1の温度
 ・GPUの温度
 ・スイッチング電源の温度
 ・ヒートシンクの温度
 ・スイッチング電源の各電圧

被測定チップ
インテル®CORE 3-6300T(Skylake) 3.3GHz TDP 35W
インテル® H110 Chipset Northbridge TDP 6W

測定時間
 9月19日 14時06分~16時06分 2時間
 室温28度 湿度28% 無風状態
 設置場所 床に直置き

CPUの温度特性
 以下の様に100%の高負荷で、67℃を保っています。この状態で盛夏の35℃の室温でもプラス7℃でも74℃を超える事は無くジャンクション温度以下なので、問題ないと思います。

X軸が時間(分)の経過で、Y軸が温度(℃)です。クリックで拡大表示
CPU.jpg

GPUの温度特性
 以下の様にCPU より低く、57℃です。

クリックで拡大表示
2017-09-19-16h06-Temperature-GPU.jpg


ヒートシンクの温度
 以下の様に外付けの温度計を洗濯ばさみでヒートシンクに固定して測定したところ48.0℃まで上昇しました。固定する力が弱く正確には測定できていません。しかしCPUの温度を超える事は無いですが、アルミは銅に比べて熱が篭ると言うか、アルミの材質がダイキャストで良く無いようです。
DSC03281.jpg

スイッチング電源の温度
 最大負荷の状態で50℃前後で、全く問題ありません。スイッチング電源の放熱パネルをPCの筐体にシリコングリースで熱結合したので、10%の過負荷でも大丈夫です。

スイッチング電源の電圧
 高負荷にも拘わらず、12V系:12.0 DCV~12.1 DCV、5V系:5.04 DCV~5.08 DCV、3.3V系;3.30 DCV~3.34 DCVの結果が得られて大満足です。とても良い電源だと思います。問題はEMIノイズです。

今度の予定
 特に致命的な問題は無いと想定できますが、チップセットのTDPが6Wなので、常夜灯(棗球)程度の発熱が有ります。ヒートシンクの熱容量増大の処置が必要かと思います。
 ヒートシンクの試験をWindows7で無事に終える事が出来たので、今度は、最終目標のWindows Server 2012 Essentialsに切り替える予定です。これから、マイクロソフトのEvaluation Centerを参考に、ドライバー類を準備して、のんびり行う予定です。

最終目標
 SNRは、本来は信号に含まれるノイズの量を表しますが、目標は数値ではなく実際聴いた時の透明感や静寂感など、どれだけ音に雑味やノイズが少ないかを期待します。以前に短時間ですが、パソコンに座布団を何枚も被せて、SNRが良化して、音と音に隙間が生まれ、それぞれの楽器が分離して聴こえるようになり、静かな部屋に楽器の音の余韻がフワッと広がるような表現が、より鮮明になった記憶があります。それが最終目標です。

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