都市伝説 USBトリートメントを試しました。

 USBDACで音楽を聴く場合、空いているUSBのポートに装置を差し込むと、まことしやかに音が改善されると、言われる物があります。メーカによって、USBのドレッシング(DRESSING)という商品ですが、USBの電源(DC5V)から漏れるEMIを抑えて、信号ラインの終端処理を行い、信号波形の歪とノイズを防ぐのが目的の様です。簡単言えば、High Speed(HSモード) - 480 Mbpsのアイソクロナス(isochronous)転送で、CRC(生成多項式による検証)でロストパケットが生じないように、限界までフィルターを利かせるのが、目標の様です。こんな馬鹿げた事をしなくとも、USBのアイソレータ(INTONA)等を使い、ピュアーな5Vを別途供給すれば、最高の結果が得られて、他に対処の必要が無いのですが、ここはお遊びと言うことで、試してみました。

使用した部品
 USB A型コネクター
 91Ω 抵抗(信号線のターミネーター)
 1,000PF マイカコンデンサー
 1500μF/6V OSコン
DSC03174.jpg

作製
 ものの5分程で作製できました。
XDSC03180.jpg

試聴
 USB入力のDACをノートパソコンに接続して、並列に空いているUSBコネクターに今回作製したターミネータを、挿したり抜いたりして聞き比べました。

試聴の環境
 パナソニック Let'sNote
 USBケーブル ワイヤーワールド バイオレット
 USB DAC CHORD Mojo
 イヤフォン ゼンハイザー iE80
 

肝心な音

 音の変化は、微妙ながら確かにありますが、音の良し悪しではなく、微妙な変化です。もともと、USBDACのノイズ対策が優れているので、この手の商品は、ノイズ対策が悪いUSBDACに有効であると断言できます。ハッキリ言える事は、この手の商品で音が改善される様でしたら、使用している機器のノイズ対策が不備で、基本的な部分での改善が必要であると言えます。
 この様なニッチな商品を追い続けるより、スピーカーの配置、室内の壁、天井等の音響対策を行った方が、有意義だと断言できます。

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