Windows 7 professional 64bitの再々導入

 Windows 7 professional 64bitへ回帰する事にしました。

 戻すには、システム・ドライブ丸々バックアップしていたSSDに戻すだけですので、ものの5分で終了しました。
 Windows 7 professional 64bitで、久しぶりに聴く音は、何故か心が安まります。明らかにドライバーにより各種の特性(周波数毎の音圧、位相)は異なります。又、それに従い音も異なります。Windows10 professional 64bitも若干、高域側にエネルギー感が偏ります。これは実際に測定と試聴を試さないと解らないと思います。
 Windows 7 professional 64bitの唯一のウイークポイントは、修正プログラムが多く、300本若のプログラム・テンポラリー・フィックス(約3ギガバイトの容量)があり、プラットフォームの初期化を行うと、最新状態にするには多大なエネルギーを要することです。安定的にWindows 7を使う方策として、不要不急の修正プログラムは絶対にインストールしない事と、新たなハードの取り付けの為に、ドライバーソフトの追加を行わない事です。特にオプションの修正プログラムのインストールは絶対に避けるべきです。

体力測定
 久しぶりにメインシステムの体力測定を行いました。
 クロスオーバー周波数を5段階程変更して、気に入った値に設定後、バージョンアップされたOmnimicで測定を行いました。
 レイテストバージョンでは、IEC263標準グラフ形式(IEC 263 (Scales and sizes for plotting frequency characteristics and polar diagrams) に準拠したグラフ出力が可能です。

IEC263標準グラフ形式での測定結果
iec.jpg
j
Omnimicオリジナル
f特

特性を良く見せたグラフ
 上記のグラフを、見かけ上横に伸ばして特性を良く見せた姑息なグラフです。
f特Good

IEC263の必要性
 スピーカーのドライバーメーカー発表の特性表は、少しでも目の錯覚を期待して、わざとグラフを横(X軸)に伸ばして、見るからに特性が良く感じるように加工している場合があります。又、音圧(Y軸)の基点を0dBSPLとしているケースが多々あります。この様な節操無しの表現を是正して、正しく評価出来る様に、IECで規定したものです。
 意識的にデータを良く見せているメーカーの商品は購入しない方が良いと断言できます。

Omnimicの最新版
 VERSION 5.02には、歪率測定機能でバグがあり、必ずハングアップします。最新のバージョンへのアップは、少々待ったほうが得策です。新機能の歪率は、新たな曲線が描かれていますが、マニュアルを読んでも意味不明です。
CubePDF-2.jpg
第二、第三高調波歪率 軸上1.5m

IEC263概要
(データを図示するための目盛の指針)
図示には等分目盛又は対数目盛の使用が望ましい。
等分デシベル目盛は対数目盛と等しい。
二重対数目盛などの他の目盛の使用は避ける。
デシベル目盛使用の場合のゼロ基準は,可能な限り定格値にする。
各目盛が直接物理的単位を使用している場合は,等分目盛と対数目盛の組合せは避けることが望ましい。
縦軸と横軸の表す量が同種のものである場合は,両軸とも同じ単位を使用することが望ましい。
ゼロ点まで無駄な距離のある等分目盛は,できるだけ使用しないこととする。
 
周波数特性の目盛
グラフは,周波数をヘルツ単位の対数目盛で横軸に,レベルをデシベル単位の等分目盛で縦軸に描き,縦軸の目盛比は、10周波数分を 25dB 又は 50dB のレベル差で表す。10周波数分の長さは 50mm が望ましい。
また,グラフの大きさを変化しても,目盛比は変更しない。

良いグラフの例
デンマークの世界的なスピーカーメーカーの場合(IEC263に準拠)
-50dB(相対的に聞こえない下限)から正しく表している。
good.jpg

悪いグラフの例
自作マニア御用達日本のメーカー
音圧(Y軸)を0dBから表して、見かけ上フラットに見せかけている。
BAD.jpg

今後の予定
 メインシステムが落ち着いたので、不要な機器と部品の処分を行い、いよいよ脱パソコンを目指して、miniDSPの計画を練ることにします。
 それから、IEC263標準グラフ形式は、是非浸透して欲しいものです。日本の産業界も採用して行かないと、国際競争力がつかないで、市場から撤退を余儀なくされる可能性があると思います。又、東京都庁もISO9001(JIS Q 9001)の導入が必要だと思いますね。



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No title

こんばんは。


計測結果をブログに記載する場合、今度から横に引き伸ばして行うことにしようかな、と一瞬考えてしまいました(笑)

miniDSPにチャレンジの由、とても興味がありますので詳細のレポートを楽しみにしております。

Re: No title

コメントありがとうございます。

 miniSHARC Kitにフォーカスをあてており、DACはi2Sでフックアップを考えています。プレーヤーとしてパソコンは非常に優れていますが、聴いている時、今ひとつ気持ちが落ち着かないのです。

No title

grigriさん、こんばんは。

私もこれまでずっとグラフのスケールは気になっていましたが、こういった標準があるのは知りませんでした。これからはIEC263標準グラフ形式にします。

Re: No title

コメントありがとうございます。

 スピーカーは測定結果だけでは無いですが、しかし極めて重要です。
 関西での素晴らしいご活躍をブログで拝見しております。