電気設備のノイズ対策

ノイズは源から断たなきゃ駄目

 オーディオ機器に対するノイズ対策として、オーディオ機器そのものより先ずは、同じ宅内のブレーカーに存在する他の家電製品、コンピューター等から行う事が基本の様です。特に高周波ノイズを大量に放射する、電子レンジ、コンピューター、通信機器、インバーターを内蔵したエアコン、冷蔵庫、白熱電球以外の照明に対して行い、次に、常時通電しているデジタル機器の電源ラインや信号ラインへ重点的に行い、電源の高周波ノイズレベルを低く保つことが重要な様です。洗濯機、電気掃除機、シェーバー、ドライヤーを使いながら音楽を聴く稀と考えて、これらは除いて良いと思います。

ノイズに強い設備・機器
 以下の様に、ノイズが交流電源を伝わって機器の内部に侵入する事を防ぐ事が、ノイズ対策の第一歩と言えます。
ノイズ対処

ノイズの調査
 先ずは発生源にフィルターを施して、次のステップでは、各オーディオ機器の電源に対処します。方法としては、放送周波数を避けたAMラジオを近づけて、ノイズ音の変化により発生源とフィルターによる効果を知ります。

分電盤
 写真の様に、各部屋と機器で空調、電子レンジ(オーブン)の単相200Vと
 100Vの供給基(ブレーカー)毎にコモンモードノイズ・フィルターを取り付けます。電気主任技術者の資格を持って無いので、TDK製のクランプフィルター(ZCAT3035-133)を取り付ける事にしました。
 これで、部屋毎、インバーターからの高周波をブロックします。ブレーカー上部のグレーの円筒がフィルターです。
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冷蔵庫
 最近の冷蔵庫はインバーターを使って、コンプレッサーの無段階速度制御を行っています。ここからも常時ノイズが生じています。
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LED電灯
 LEDのシーリングライトもスイッチング電源を用いています。見落としがちですが、盛大な高周波が生じています。
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その他の機器
 コードレスホーン、ファクシミリ、テレビから結構ノイズが散布されています。レベルは、電子レンジ、空調に比べると低いです。
これについては、実際に音を聴きながら判断することにします。

オーディオ機器とパソコン環境
 オーディオ機器のスイッチング電源は、もとより信号ラインと並列に存在するUSBのバスパワーラインもノイズ対策として重要な個所と言えます。LANケーブルにもノイズが乗る可能性が高いので、本来の信号に悪影響を及ぼさない範囲で、ノイズ対策を行う必要があります。
 LANケーブルは、UTP(Unshielded Twisted Pair)からSTP(Shielded Twisted Pairのケーブルに交換することにより、効果的なノイズ対策が可能となりましたが、シールドをグラウンドに落とす方法に工夫が必要となりました。

L2スイッチ
 オーディオに用いるハブもSTPの仕様に見合った、LANコネクタの受け口が金属のものに入れ替えました。
 写真はヤマハ製L2スイッチのSWX2100-8G
ハブ

今後の予定
 今回は、基本的な部分のノイズ対策を施しましたので、次は、スイッチング電源、LANケーブとUSBケーブル等、各機器と信号線に係わる部分を行います。

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