四台目の無帰還アンプ作製 その2

無帰還アンプ完成の目処がつきました。

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 今回は、トランジスタのPNP/NPNの間違え、ワイヤー・フォーミング時にガラスチューブの破壊、トランジスタ(C1815)の熱破壊等のトラブルを起こしてしまいました。ハンダ付けは短時間で終える様に配慮したつもりですが、未だ時間が長すぎる様です。
 現時点は、電源を投入して36時間ですが、100時間連続ランニングを行い、問題が生じなければ、ファウンデーションを終わりとして、これからは、アルミ合金のフロント・パネルで化粧、電源のコンデンサーの容量増量、負荷試験を行い完成とします。今回も手作りアンプの会I氏にお世話になりまして、完成させる事が出来ました。

壊した部品
 写真の様に、汎用ダイオードのガラスチューブが、欠けています。取り付けるとき無理にフォーミングした様です。フェアチャイルド(Fairchild)の汎用ダイオードが弱いのか、取り付けるホールの間隔が狭いので、根元から鋭角に曲げたのが原因か不明です。
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三台目と四代目の違い
 今回の四台目は、BLOCK(独逸)製のトロイダルトランスの容量を30%アップして80VAとしました、それ以外は全く同じ仕様のままです。単純に60VAの入手に2ヶ月を要するので、短期に入手可能な物で代替しただけです。

肝心な音は?
 音を言葉で表すの難しいですが、一言で言えば、SNRが高くクリアーです。クリアーと言うと、高音の輪郭が際立って、キツイといた表現になりがちですが、過渡特性の良い艶があるクリアーと言ったところで、この様な感じの音を、鮮度が高いと良く言われます。人の声のソノリティ(sonority)が良いのも特徴です。

今後の予定
 果たして以下の目標値が得られているか、体力測定を行い実力の程を把握したいと思います。
  歪率(THD)・・・・・・:0.008%以下@1Wrms 1kHz
  出力・・・・・・・・・・・・:10WPeak(Vcc17.3V)ノンクリップ
  周波数特性・・・・・・:0Hz~300kHz(-3dB)
  ノイズ・・・・・・・・・・・:0.1mV(入力オープン)
  ダンピングファクター:200以上
 入力にポテンショメータが無く全段差動なので、O型平衡アッテネーターで、平衡出力DACの出力レベル0dBでのオプティマイズを行います。

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No title

おはようございます。

着々とアンプの整備が進んでいますね!
真夏がすぎたところで、是非拝聴させてください。

これで、3way用のアンプが揃ったのかな、と思いきや4台目!なんですね、、、、

Re: No title

コメントありがとうございます。

 現在、LAN環境とfoobar2000の環境を単純化に向けて大幅に見直しを行っています。是非いらしていただきまして、忌憚の無いアドバイスをお願いします。

 今回作成した、無帰還アンプは、「手作りアンプの会」のプロの方々による設計で、市販の厚化粧アンプと異なり、ディスクリートでありながら最新のIC設計技術が投入された物で、ある意味特殊なアンプです。部品の選定の段階から差動動作を意識して均一性を保ちながら作り、調整でも結構クリティカルな動きをします。
 最大の特徴は、無帰還アンプなのに、歪率(THD):0.008%以下@1Wrms 1kHzという驚異的な値のアンプです。