R-2R DAC Soekris dam1021の電源準備

 TPS7A4700という出力電圧可変のLDOを用いて、マルチビットDACに用いる電源を作製しました。折角、希少価値の有るR-2RのDACを入手したので、思いっきり凝った二電源を用意しました。
 +-二電源で、TPS7A4700のANY-OUTプログラム・ピン(アクティブ・ロー)のグラウンドに落とす組み合わせにより出力電圧の設定が可能です。リニアテクノロジーのLDO等は、外付けの抵抗、ポテンショメータ等で電圧を調整しますが、それらの抵抗群が内蔵されおり、それを選択する構造です。
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肝心なノイズ対策
 ノイズ対策は、ムラタのEMIフィルタ(BNX012)と、未来のデバイスである東芝製のシリコンカーバイド・ショットキバリアダイオード(SiC SBD) TRS6E65C 8個をブリッジ構成にしてノイズ対策をおこないました。
 電解コンデンサーの間に鎮座しているEMIフィルタは、1MHz~1GHzで40dB以上の損失が得られながら直流抵抗が0.8mΩと、かなり効果的です。
ムラタのEMIフィルター(BNXシリーズ)はここ

電源トランス
 電源トランスは、ドイツ製 Nuvotem Talema 製のトロイダルトランスを用い漏れ磁束の最小化を目指します、部品の性能には不足は無く、後は実装の知識とテックニックが問われるだけです。
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実装
 殆どの受動部品がチップです。特にTPS7A4700のハンダ付けが難しく、新たなハンダ鏝を購入する事になりました。
 又、ヒートシンクの取り付けが難しく、熱伝導性シリコーン系接着剤(熱伝導率7W/mK)で装着する事が出来ました。
 二電源のノイズの基となるパイロットランプのLEDは、動作確認後、片足を切りNull化する予定です。

今後の予定
 DAC、電源、i2sアイソレーター、LVDSトランシーバーが揃ったので、今週から音出しを行い、動作確認が出来次第ケーシングを開始する予定です。

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