YAMAHA NS-15

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 先日、大森のオフ会でヤマハのNSスピーカーを発見しましたので、久しぶりに納戸からNS-15を引っ張り出しました。
 このスピーカーは、日本楽器製造が1967年~1973年の六年間の短い期間に発売されました。
 当時、タンノイⅢLZ、JBLランサー等、輸入スピーカーの発売が広まり始めて、短命に終わりました。
 この特異な形状は、エレクトーンの低音部を受け持つスピーカーとして、発砲スチロールで作り、黒い雨合羽を貼り付けて、小型化した廉価版の様です。
 彼のオルソン博士が絶賛したスピーカーですが、それに習ってオーディオ評論家がベタ褒めでした。
 オルソン博士曰く、「スピーカー技術は遅れていない、その理由に真空管かTRかを鳴らし分ける」・・そうです。
 廉価版と言っても、銀座七丁目のヤマハ本店で購入したとき、一台30,000円でしたのて、アルバイト半年分を投入して手に入れました。
 作りは、バスケット部分がアルミのダイキャストで、それにトゥーイータが直付けで、ネットワークは、4,000Hzのsecond orderです。

 肝心な音の印象は、 ・・・
 低域は、雨合羽の水滴を払うような、「ガバ、ガバ」、中音域は、下敷きを曲げたときの「ボヨーン~、ボヨーン~」という音です。
 サラウンドが無いために、ピストンモーションが出来ず、総ての音域で分割振動が起きて、凄く賑やかで、殆どの帯域で歪んでいます。
 ハモンドオルガンの様な、単音に向いており、Jimmy Smith/The Cat, Walter Wanderley/So nice等が最高に合っています。
 当時、屋上ビアガーデンで、枝豆、ウインナー、生ビールを飲みながらエレクトーンの音を聴くと、自宅のNSスピーカーもを思い出しました。

 当然・・・即、里子に出しました。

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