SDカードトランスポート その4(i2S信号のHDMI出力)

 トラポの音良さを追求すると、どうしてもDACとのフックアップはi2s接続にせざるを得ません。
 そこで、やなさん設計の「I2S->HDMI送信基板(Rev.2.0)」を入手して、SDカードトランスポートに装備しました。
 上代が1,700円と廉価な商品ですが、IC、チップ抵抗等を自分で基板にハンダ付けする必要があります。

HDMI送信基板の電源
 I2S->HDMI送信基板の電源は3.3Vですので、トラポの基板から供給する事を考えましたが、万全を期して、3.3VのクリーンなDC電源を別途作製しました。
 お陰で、トラポは追加の基板だらけになりましたが、ケーシングの時に整理する予定です。
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I2S->HDMI送信基板と電源の作製
 ハンダ付けの個所が少なく、部品が大きいので、一時間程度で完成しました。
 電源はテキサス製の低ノイズ安定化電源(TPS7A4700)を使いました。

トラポのシステムクロック
 音源の周波数に合わせたシステムクロックが必要とするDACが存在します。
 SDカードトランスポートの課題として、システムクロック(SLCK)の取り出しが必要です。

I2Sのクロック信号
 I2Sとは、本来「DATA」「LRCLK」「BCLK」の3線シリアルで構成される“機器内I/F”です。DSPやDACチップ間のデータ転送に用いられます。同じ機器の中にありますから同じクロックで動くのが前提であり、「3線」の中にクロックは普通含まれません。
 もともとi2sの目的はDSPとかDACのチップ間のインターフェースとしてフィリップスが定めた物を、過大解釈して機器間で使える様にhdmiインターフェースに見立てたニッチなインターフェースです。
 
クロック
 44.1kHzのCD音源の場合は、22.5792MHzそれ以外の48kHzのバウンダリーの音源の場合は、24.576MHzをSLCKに流せば良いのですが・・・取り敢えずクロックを探しあてたので、その信号をhdmiの7番(slck)にアサインしましたが、どうなることやら解りませんが、明日、DACに繋いで音出しの検証を行う予定です。

電源のフィルター
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 ファイメット・ビーズと多孔フェライトを電源に入れました、特定の周波数帯域のフィルター効果は有るのでしょうが、レガシーなトロイダル・トランスなので、効果は無さそうです、「鰯の頭も信心から」と言ったところです。スイッチング電源用に残しておく事とします。

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No title

 システムクロック見つかりましたか。まあDACチップによっては必須ですから、入れておいたほうが便利かと。

 フェライトとファインメットビーズはアナログ電源でもLVDSトライバーの電源ノイズが回るのを防ぐ効果はあると思います。まあ付け外しをしてみれば解るかな?

Re: No title

コメント有難うございます。

 システムクロックは、探り当てましたが、一寸自信無いです。
 測定すると10kHz桁の数値確度が悪くて、フラフラしています。
 早速、発信器も低位相雑音の物に交換が必須である事が解りました。

 「鰯の頭も信心から」とは失礼しました。ジャンパー線を用意して
有り/無しの違いを聴いてみたいと思います。