無帰還(Non-NFB)アンプ作製 プロジェクト その14

玉林寺 無帰還アンプ大調整会

 昨日は、玉林寺で、無帰還アンプの大調整会が行われ、会場でアンプの点検と調整を行っていただきました。
 三土会で音出しを行いましたが、結果は見るも無残な玉砕状態でしたので、そのまま手を付けずに持ち込みました。

問題点1
 基板を外して調べていただいた結果、ハンダ付けに問題がある様です。
 今回の無帰還アンプの基板は、スルーホールなので理想のハンダは、スルーホールに半田が充填されて、ハンダ面側のリード部(フィレット)が、富士山のすそ野のような状態が必須であるとの事です。しかし、残念な事に、検証していただいた結果、リードワーヤーが短すぎて、綺麗なフィレットが形成されて無いとの事です、例えで言えば深爪の状態で深刻な状況との事です。早速、特に悪い所を重点的に修復していただきました。



スルーホールの良いハンダの状態
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今回のハンダの状態
この状態は良くないが、何とか導通が有るので救われる。
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問題点2
 ハンダイ付けの問題以外に、入力のグラウンドの配線が外れていました、これは、三土会で音出しを行う前日に、グラウンドの取り回しを、良かれとの判断のもとに変更した為にハンダが正しく付いていませんでした。

肝心な音
 早速、ハンダ付けの問題点を修正後、音出しを行いました。
 持参した音源を聴きましたが、ステレオの音源なのですが、クロストークが悪く、まるでモノラール音源の様です。又、音の鮮度が悪く眠たい状態で、全く気に入りません。解決すべき問題が未だ沢山ある様です。

アンプの体力測定
 当日、アナログ・ディスカバリーでアンプの体力測定を行っていただきました。
 以下の様な結果が得られました。
 出力は30W程度で、歪率は0.2%くらいですが、左右の歪率が異なります。歪率の左右アンバランスについては、アイドル電流を300mAに揃えたのに拘わらず、想定以上の差が生じています。これは、徹底的に調べる必要があります。
 周波数特性は、10Hz~200kHzまでほぼフラットな状態で、この規模の無帰還アンプ数値としては標準的な結果が得られました。
 矩形波(1000Hz)を入力して、オシロで出力波形を見ると、立ち上がりがなまっています。入力にファースト・オーダーのLPFがあり、最終出力にゾベル・フィルターがあります、それらが作用するのは数百キロHzですが、バイパスして測定と試聴を試みたいと思います。

その他
 現時点での最大の問題点は、音に鮮度が無く、SNRが悪いことです。
 音量を最低にして、スピーカーに耳を近づけると、ハムらしきノイズが聞えます、未だフレーム・グラウンドの取り方に改善が必要な様です。
 唯一、AC29Vを引き回している回路として、遅延リレーの電源ケーブルがあります。この部分の改善を試みたいと思います。

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