3Wayから2Wayにチャレンジ その9(設置方法の変更)

 MTM(idwoofer-weeter-dwoofer)型式のスピーカーは、通常は、縦にして使います。
 合成音源がツイーターに重なることによって点音源化が得られるうえに、床や天井など部屋の影響を受けにい方式として Joseph D'Appolito が、アコースティック・ロビング(Acoustic lobing)を解決する為に考案されたスピーカーの方式の一つです。

Midwoofer-tweeter-midwoofer - Wikipedia

 この考えから一寸外れますが、縦ではなく横に並べて、その上にMidを置く事により各ドライバー間の距離を最短にしてみました。
 それにより、FIRフィルターによるプリエコーの空間合成と、その疑似点音源を耳の位置に揃えました。
 MTM本体と、Midは直接サイドボードに乗せず、間にゲル状の緩衝材を敷いて、インシュレーター代わりとして相互に振動が干渉しない様にしました。
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肝心な音
 残念ながら、音のエネルギー感が中高音に偏りスカスカの音です。又、チャンネル間のクロストークが、極めて良く有りません。
 omnimicで測定して、パラメトリック・イコライザーで、フラット化を行いましたが、それ以前に音が扁平で物足りなくつまらない音です。

考えられる問題点
 ・部屋(特に床)からの低音が聞えないので、スローブ感に欠ける。
  音楽スタジオの場合、部屋が鳴るのは良くないが、音楽を楽しむ場合、
  ある程度部屋が鳴ってもそれが、心地よい場合は、許されると思う。

 ・スピーカーの軸上に顔が有ると、音で顔を叩かれている様で、
  心地良くない、まるで、ヘッドホンを聴いている様な感じがする。
  固定観念と思われるが、特にクラシックの場合に、前方下の方から低音が
  聞える方が、安心して聴く事が出来る。

 ・MTMをにすることにより、アコースティック・ロビングが解決出来ない。
  音像位置が定まらず定位が不明確になる。

設置方法による特性の変化(参考資料)
 Vance Dickason 著のLoudspwaker Design Cookbook の記述を参照すると、設置方法による特性の変化では、最下段のMTMを縦に置く方法がベストであると判断できます。
MTM_VS_S.jpg

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No title

 何事もやってみなければ解りませんね。

 横置きMTMの場合もパラではなく、帯域をずらせた方式(4Wayになってしまいますが)もあるかもしれません。

Re: No title

 コメント有難うございます。

 水平・ツインの場合、40Hz~400Hzで、水平角30度以上で大きなディップが生じます。
 この事は、Loudspwaker Design CookbookのHome theater Loud speakersの項に測定結果付きで明記されています。
 今回の体験と全く同じ結果ですね。

 スピーカーを同じ帯域を受け持たせて、水平に並べるのは理論的に誤りがある様です。
 ケンさんの仰る様に、帯域をずらせた方式が正解だと思います。