ミッドレンジのドーム型スピーカー

 お払い箱ミッドレンジスピーカーのScan-Speak Discovery D7608/920010を久々に持ち出して、Omnimicを用いて、再度調整を行ってみました。
 以前に試した時は、ポリプロピレンの音が耳につき、10分と聴かず潜在能力を知らずして、短時間で使用を止めてしまいました。又、タイムアライメントをとる事が難しく諦めていました。
 キャビネットとデッドマスを丁寧に作っただけにガッカリしました。
MID-2.jpg

 そして、最近、Wavelet Spectrogramによる調整方法に多少慣れてきて、程ほどの精度まで追い込む事ができる様になりました。
 早速、Wavelet Spectrogramでアライメントをとった結果が以下のグラフです。
20150525averet.jpg

 3Wayとしては、まあまあ及第点をあげても良いかなと思います。
 この状態で、周波数レスポンスを測定して、可能な限りフラットになる様に、無理の無い範囲内で、クロスオーバー周波数を調整しました。
 今まで、880Hz、3420Hzであったものを600Hz、3000Hzとしてウファーの受け持ち域を下げる事としました。
 その周波数レスポンスが、以下のグラフです。
ss_mid.jpg

 Scan-Speak Discovery D7608/920010は、デッドマスを背後に背負い込み、背面のパネルから螺子でマスを押す構造になっています。
 これにより、アジリティーのあるミッド・ドーム・スコーカーが更に立ち上がりがよくなっています。
SS-3.jpg

 普通の重さのコーンのフルレンジをミッド代わりに使うケースが多々有りますが、ミッドのドームの音はスピード感があり、指向性が広く、良く調整されたホーンの様です。
 市販品では、英国ATC製業務用のモニタースピーカーがあります。その上位機種用にSM75という、別格のドームスコーカーがあります。それには遠く及びませんが、唯一良い事は付属のショートホーンが無いこと位でしょうか。
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 右の巨大なドームスコーカーがATC製SM75-105Sで、ショートホーンの構造です。このホーン部分は本来無い方が音響的に良いのですが、不慮の事故を防ぐ目的で設けられている様です。このホーンにより音圧が2.5dB程アップして、高域(4.7kHz)に大きなデップが生じています。しかし、400Hz辺りから使える希少なスピーカーで、実際に聞いてみると低歪で素晴らしく良い音のスコーカーです。

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素晴らしいF特性ですね

grigriさん

素晴らしいF特性と思います。当方もgrigriさんに近いF特をしています。

ボーカルをクリア-に出すために125Hzから上はフラットにしています。125HZ下は50Hzピークで+5dBとしています。
また、ミッドレンジは、16cmのフルレンジを使用しています。クロスオーバーは、800Hz又は950Hzを気分によって切り替えています。高音は5kHzで固定です。


Re: 素晴らしいF特性ですね

コメント ありがとうございます。

 測定位置として軸上1mですので、この程度ですが、リスポジ(3m)
ですと、部屋の影響をもろに受けて、結構ガタガタです。

 低域から中域のフラットネスは、ボーカル再生で大切です。
 NHKニュースで男性アナウンサーの声と、拍手を聞くと、完成度が解りますね。

 

Re: 素晴らしいF特性ですね

grigriさん

 測定位置は、軸上1mの件了解しました。
 
 当方は、リスポジ(2.4m) ですが、リスポジでDCX2496のイコライザーでF特をコントロールして、部屋の定在波及び反射等の影響を除いています。
 

Re: Re: 素晴らしいF特性ですね

 良く調整されています。
 良い音で聴く事が出来ますね。