ラスベリーパイ その9 Raspberry Pi 2 と ES9023

 最新機種のRaspberry Pi 2 Model B SBC Ver1.1.とES9023を用いてMPDを作製する事にしました。
 Raspberry Pi 2 Model Bは、昨年作製したシングルコアベースの旧モデルから最大で6倍のスループットが得られる クワッドコアのCortex-A7プロセッサに1GBのRAM(Random Access Memory)を搭載しています。
 旧モデルのRaspberry Pi Type Bでは、CPUのパワー不足からDSDの再生が出来ませんでしたが、今度は十分期待できます。
 左が、Raspberry Pi 2 Model B SBC Ver1.1 右が、岩野さん設計のDACです。
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© 2015 grigri.

 従前プロジェクトのMPDは、バーブラウンPCM5102Aの組み合わせで、良い音のネットワーク・プレーヤーとして、半年間以上に渡り連続運転で、何事も無く安定して稼動しています。
 今度、新MPDに用いるDACチップはESS Technology, Inc.製で、かなり定評の高いDACで、上位のES9018に採用されている、Time domain Jitter Eliminatorが採用されている廉価版です。
 Raspberry PiはGPIOにDAC用のMCLKが供給されませんが、その対策として以下の三方式の選択が可能な仕組みのPCBです。
 (1)Raspberry Piの内部クロックからソフトでMCLKを生成する。※1
 (2)49.152MHzの水晶発信器でMCLKを打ち直す。
 (3)BCLK信号をICS570(PLL)で逓倍してMCLKとする。

※1ほーりーさんの日記
  Volumio で無理やり I2S MCLK を出力してみる

 今回は、迷わず水晶発信器でクロックを作製する方法を選びました。
 三土会で上記三種類を聴き比べましたが水晶発信器で非同期の方法の音が優れている様に思えました。
 特に低音の音の濁りが無くスッキリして好みの音でした。
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© 2015 grigri.

 新DACでは、Raspberry PiとDACの電源がアイソレートされている素晴らしい設計ですので、それを生かす意味でローノイズ、低雑音、高速応答の高品位電源(Raspberry Pi とDAC用に2チャンネルの5V)を作製する予定です。又、ケーシングも一寸凝って、厚手のアルミ合金で作製してみたいと思います。

 更なる改善策として、音源のサンプリング・レートに合わせて48kHzfs系の場合はMCLKを1024倍の49.152MHzとして、CDの44.1kHfs場合は1,024倍の45.1584MHzの水晶発信器に切り替える等が挙げられます。
 又、RAMが1GBありますので、再生する直前にRAMに音源をコピーしてRAMから再生すると、外部入出力によるCPUインターラプトが低減されて、更に音が良化することが想定できます。
 完成した暁には、市販のプレーヤーを凌駕した優れたLinux[ˈlɪnʊks](リヌックス)ベースのプレーヤーが出来ると思います。
 手作りアンプの会メンバーの皆様と、岩野さん、ほりおさん、蝦名さん、岩井に大感謝です。

 アナログチャンデバの回路と部品の総てを用意して未だに未着手です。5月にはPARCサウンド鑑賞会があり、その準備があり、多忙な毎日ですが、頑張って結果をだす旨の決意表明です。

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