トゥーイータの落とし込み(ザグリ加工)


 スピーカーを作る時に一番困難なのが、ドライバーのバッフル板への落としこみです。
 細かい事を気にしないのであれば、メーカ指定の穴を開ければ、取り敢えず取り付けできますが、バッフル板にドライバーが落とし込まれているか、否かにより、仕上がりの美しさや、音響面での干渉で、大きな差が生じます。
 いかに、トゥーイータの周りに段差がなく、バッフル板にバスケットを固定するボルト等の出っ張りが無く、フラットに出来るかが最大の難関です。
 この取り付けのフラット加工が行われないと、必ず高域の周波数特性にディプが生して、聴感上で音の濁り等、悪い結果が生じます。

 ホームセンターでは、板の断裁は行ってくれますが、ザグリ加工は受けてくれません。
 では、それが可能なスピーカー屋さんに頼むと、物凄く高額であることと、又、ドライバーを同時に購入しないと殆ど受け付けてくれません。
 そこで、猿知恵を絞り、手持ちの道具で加工出来ないかチャレンジしてみました。

 方法としては、以下の様な、自在錐を使いボール盤を用いて空けます。
 なるべくトルクの厚いボール盤を、可能な限り低回転100RPM以下)で、ゆっくり時間を掛けて切削します。
 急ぐと危険ですし、精度が出ません。

DSC04112.jpg

 円の切削に関しては、トリマーより綺麗に空けられますが、深さが上手く行きません。
 爾後に鑿か、カッターで調整すれば何とかなります。
 予算の有る方は、CNCルータを持っているプロに依頼される事をお薦めます。

 以下は、自在錐(2,000円)だけで、チークのバッフル板(15mm)を加工した例です。
DSC04109.jpg

以下の様にトゥーイータを取り付けます。
やれやれ
DSC04115.jpg

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