ラスベリーパイ その4 リチュウムイオン電源

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 電源をスイッチング電源から、リチュウムイオンの二次電池に替えてみました。
 リチュウムイオン電池は、5V/11,600mahの大容量で、7.6V(3.8V×2)の電池をシリーズレギュレータで、5Vに落として供給して、ラズベリーパイとDACを8時間ほど連続使用が可能です。

 肝心の音は、想定ではスイッチング電源のノイズが無くなり、良いはずなのですが、アタック感が無くつまらない音です。
 おそらく二次電池の場合、電気を化学変化の速度で作るため、インパルス的に電力を必要する場合、それに追従出来ないようです。内部抵抗が少なく大容量の電力を、コンスタント供給できるので、ノートパソコン、電動自転車等には向いているようですが、やはり音質的には、レガシーなトランスか、ノイズ対策を充分に施した、スイッチング電源の方が優れている様です。以前に、鉛バッテリーでも同様の事を感じたことがあります。

 ラズベリーパイに使用したPCM5102AというTIのDACは、今年2014年3月のリリースで、最新のDACです。特徴として、要求電源が3.3V単電源で、内部でチャージポンプで負電源を作り出しているので、DCカットのコンデンサーすら要らないのです。又、デジタル入力は、DATA,BCLK,LRCKの3線式でよく、MCLKはチップ内部でPLLで発生させるため、クオーツ・ロックの水晶発振器が不要です。

 音の特徴は、空気感、臨場感などが良く、バランスの良い音です。384kHz/24bitにも対応して、デジタル部分の性能は申し分ありません。TIのPCM5102Aの摘要例を参照しますと、アナログのLPFは抵抗とコンデンサーの一次LPFが掲載されています。
 その為か外付けの回路が極めてシンプルで、鮮度の高い音を聞くことが出来ます。しかし低音は良いのですが、高音ついては、摘要例のFirst OrderdrのLPFでは、30kHzのAlias Noiseを取り除くには不十分で、推奨の二次か、三次のアクティブ・フィルターで急峻にカットする事により高音の再現性が良くなるとが想定できます。
 低音に厚みがあり、高音が少々不足気味かと思えますが、このDACの価格が500円からすると、ミニコンポ、カーステレオのクラス向けで、そのクラスにピッタリのDACの特性かと思います。
 それと比較して、FMラジオの様な音のPCM2704(2011年11月)は、急峻なフィルタ-を要求する割に高音が出ず、それに比べるとPCM5102Aは、近代的なDACで、アナログに近い音がして、隔世の感があります。

 これで聴くクラシックは、VeniceClassicRadioItalia.pls、 ジャズは、JassGrove.plsが最高です。
 FM放送のJ-WAVE、FM東京の下らない英語混じりのトークより、音楽放送に徹したWebRADIOの方が断然良いと思います。

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