マルチアンプの音量調整その1

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 音楽プレーヤfoobar2000とRME TotalMIXの画面です、firefaceがフルスイングに近い状態で使われています。
 アナログ出力のメイン・スライダーを、0dBまでレベルを上げています。(左の矢印)

 デジタルチャンデバの音量調整は、なかなか悩ましい問題が山積しています。
 私の解決方法は、RMEのfirefaceのアナログ出力スライダーの連動機能に委ねています。
 firefaceのアナログ出力スライダーLow、Mid、High、をグループ設定を行うことにより、出力チャネルが連動して、デジタル・ボリュームとして動作します。(右の矢印)
 ここで重要なことは、TotalMIXというRMEの制御プログラムを使うことにより、音量を絞った時のビット落ちによる、情報欠落を最小にする事が出来るのです。

 RMEのTotalMIXの場合、内部処理が、フローティング・ポイント46ビットで処理を行っています。それと比べてANALOG DEVICESのSHARCを用いているベリンガー DCX2496(ADSP-21065)、同様にアキュフェーズ DF-55(ADSP-21363)、DEQX等は、仮数部32ビット、指数部8ビットの単精度浮動小数点数 (Single precision floating point number)で処理を行った後、アナログ出力のレンダリングを行うため、ビットシフトによる音量調整を行うと、圧倒的に処理する情報量が減少します。

 そこで、Mainの出力スライダーを0dBとしたとき、最適な音量となる様に、firefaceとパワーアンプのゲイン調整を固定抵抗のアッテネータでの調整が必要となります。

 IEEE 754(IEEE 浮動小数点数演算標準)で定められている様に、単精度浮動小数点数は、固定小数点数に比べてより広範囲な数値を表せるようになっていますが、同時に精度を犠牲にしています。精度を少しでも上げるために、RMEのTotalMIXは、46ビットの浮動小数点の演算を行い、ビット落ちを避けています。
 firefaceの音が良いとされている一つの要因であると思います。

 このデジタル・ボリューム機能を、積極的に使わない手は、無いと思うのですが・・・・・

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