Volumio(MPD)のS/PDIF出力

 今日は、RAS-DAC Proのi2S信号を横取りして、S/PDIF出力を行ってみました。HDMI(LVDS)の結果が好ましかったので、Cirrus LogicのCS8406 音声送信機、受信機、トランシーバーを使いました、動作は特に問題なく安定可動しています。これで、ラズベリーパイから、i2Sダイレクト、HDMI(LVDS)、S/PDIF、アナログ出力の4通りの実績が得られました。

S/PDIF出力
 HiFiBerry Digi+Proと同様に廉価なWolfsonのWM8804Gを使う予定でしたが、折角、クロックを優れたものを実装したので、Cirrus Logic CS8406CSZ を使うことにしました。
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S/PDIFの電源
 動作確認なので、取り敢えず、RAS-DAC Proのアナログ用電源(5V)から供給しましたが、これは、アイソレートされたトランスポンダ専用の電源を用意します。

肝心な音
 想定した以上に良い音がします。下手に構築したLVDSより良い様な気がします。廉価なWM8804GとCS8406CSZを比べると、デジタルで、各々ビットパーフェクトなのに、DACから出力される音が、かなり異なります。CS8406CSZの方が、ふくよかで、艶があり、美しい音がします。それに較べて、WM8804Gは情報量が少なく感じます。以前に、アステル&カーンAK100IIのDAC部分を使って聴いた時の音と酷似しています。現在、Wolfsonは、Cirrus Logicの配下に収まり、WM8804Gの市場の供給は、衰退しています。音の悪い道理が解りました。ICチップの世界は弱肉強食の最たるものですね。英国企業のWolfsonが米国企業の配下となる、現在の英国の工業製品を見ると、あってもおかしくない話です。
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今後の予定
 ラズベリーパイからの出力パスの総てを体験して、感じた事として、当然の事ですが、音の良い順序は、以下のとおりです。

i2Sダイレクトフックアップ<HDMI(LVDS)<S/PDIF<アナログ出力

 そこで、出力として、S/PDIF又は、AES/EBUでフックアップすれば、そこそこの音質が得られることが解りましたので、メインシステムのRME Firefaceの入力となるネットワークプレーヤーの出力としては、HDMI(LVDS)、S/PDIF、AES/EBUの3種類とする結論にいたりました。アナログは、動作確認用のパイロット出力して設ける予定です。