Volumio(MPD)の高音質化

 今日は、Raspberry PiのVolumio(MPD)の高音質化を更に進めてみました。RASDAC+ Proで高音質化が進んで、結構満足できる音質までに仕上がっていますが、飽くなき探求により更に高音質にチャレンジしました。

方法論
 簡単に言えば、Raspberry Piを機能別に役割を分けて、可能な限り負荷を下げて、ノイズレベルを下げる事に徹します。40PinのGPIOを持たない古いRaspberry Piを生かして、それをNASに機能特化します。そのNASには、古いUSBのハードディスク(NTFS)をぶら下げます。そして、最新で、高速のRaspberry Pi 3には、最新のMPDのVolimio2を可動させて、i2Sで接続したDACをレンダリングします。元々、リヌックスの場合、Windowsに較べて冗長が少なく、そしてDebianベースの音楽再生に特化したプラットフォームを機能別に分離する訳ですから、大いに期待できます。

構成図
 ファイル関連のハンドリングと、サウンドシステムのレンダリング、iPad等のタブレット処理を分離します。

DualPC.jpg

構築の方法
 極めて簡単で、古いRaspberry Piには、Volumio1.5を格納して、設定でプレーヤ名(CPU名称)をレンダリングするRaspberry Piと名称が重複しない様に変更(改名)しておきます。
 例えば、「Volumio」 から、「Volumio15」 の様に変更します。そして、RASDAC+ Pro搭載のVolumio2からマイミュージックのネットワークドライブに前記の古いRaspberry Piを追加して、NASのデータベース更新を行うと完成です。

ネットワーク追加の画面
Volumio15を接続した例
Volumio2_NAS.jpg

再生中の画面
VOLMIO2_play.jpg

音源の保守
 音源の保守には、Windowsプラットフォームのアプリケーションである「dBpoweramp」、「Mp3tag」等による実績と保守環境が整っているので、リヌックスとのブリッジ・ソフトのサンバで使分けます。要は、Webに繋いだ重爆撃機のWindowsと、Webとオフラインの戦闘機に相当するLinuxを上手く使い分けるという考えです。機能別に特化しないとノイズ戦争には勝てません。

結論
 最新のRaspberry Piとお役目御免の古いRaspberry Piが有れば、直ぐに高音質化が実現します。古いRaspberry Piでなくとも最新のパワフルなRaspberry PiでもOKで、ミュージックDBのリビルドがその分高速になります。ギガビット有線LANアダプタ経由で、インハウスのLANで完結しているので、極めて安定稼働が期待できます。しかし、盛夏のオーバーヒートは未対策です。

実現できた機能
 ・機能分散による負荷低減によるノイズ減少
 ・ファイル・アクセッサーと、サウンド・レンダラーの分離
 ・デジタル、アナログのアイソレー、電源の分離によるノイズ削減
 ・低位相ノイズの水晶発信器採用による音質の良化
 ・諸悪の根源であるUSBからの完全分離でノイズの低減
 ・スイッチング電源からリニア電源への移行で、ノイズ削減
 ・ギガビット有線LANアダプタ経由で480Mbpsの転送が可能