可愛いジャズボーカリスト

アンドレア・モティス
 Andrea Motis ( バルセロナ生れ 2018年現在22歳 )は、スペインのジャズトランペット奏者、サックス奏者、歌手で、バルセロナ近郊のSant Andreu市立音楽学校で7歳から音楽の基礎を学びました。そして、2007年、12歳の時に音楽教師でありミュージシャンのJoan Chamorroが率いるジャズ・グループのSant Andreu Jazz Bandとのコラボレーションを開始して、現在は、Joan Chamorro Grupと共に活動をおこなってます。

アンドレア・モティスのサイト
http://andreamotis.com/

孤独

 美しいストリングスのプロローグから始まり、途中ジャズ・コンボでジョビン風のボッサになります。流れるような演奏が続き、エピローグでは、何故かアンドレア・モティスが、スカートを摘んで、健康的な脚を見せる、小悪魔の様な仕草をする名演奏です。

バルセロナ・カタルーニャ音楽堂でのライブ
Andrea Motis&Joan Chamorro、l'OrquestraSimfònicadelVallès

アレンジメント:JoanMonné
アンドレア・モティス:ボーカルとトランペット
ジョアンチャモロ:ベース
Ignasi Terrace:ピアノ
Josep Traver:ギター
オーケストラ:Simfonica del Valles

冬の五箇山

 半世紀前の五箇山のラッシュが出てきましたので、掲載してみました。
当時、五箇山は、富山県の南西端にある南砺市の旧平村で、特に冬は、本州のへき地と言われて、東京から行く場合、東京から富山、井波、小牧堤と、関西電力の発電所がある庄川を船で上り、20時間程掛けて到着します。現在では高速道路があり、数時間で行けますが、とても大変でした。子供のくせに生意気に、父にねだって、手に入れた中古のニコンFブラックを持って、雪の中を一人で撮影した辛い記憶が蘇ります。露出計は、セコニックのスタデラで、何時も首に下げてました。旅行は好きでしたが、写真は趣味で仕事にする気は全く無かったです。

フィルムと現像
 パンクロマチックフィルムの代表のKodak PLUS-X PANフィルム(コダックプラスXパン、125PX)を使い、現像は、わざわざ銀座の長瀬産業の子会社の東洋現像所(現在の株IMAGICA)にお願いした記憶があります。今、フィルム・ネガを見ても、つい最近現像した様に保存性が優れています。日本のフィルムだとこの様にはいかないです。

五箇山村上家
 土手の上から一枚、前面の雪のグラデーションが飛んでいます。プリントした時は、覆い焼きをお願いして、グラデーションが有りました。デジタルは、ラティチュードが狭いです。
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© 2018 grigri.

庄川に掛る吊橋ですが、冬期は閉鎖になっていました。
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© 2018 grigri.

秋の実りが良いです。
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© 2018 grigri.

囲炉裏
囲炉裏を囲んだ団欒、冬の夜長の楽しみのひとつ、竹の筒にお酒を入れて、岩魚、山女を肴に酌み交わす。
話題が無くなるほど、長く静かな贅沢な時間がながれます。
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© 2018 grigri.

お土産
 栃の実を餅に搗き込んだ栃餅と、昆布で巻いた黒赤の蒲鉾、三笑楽(さんしょうらく)というお酒を、カメラのお礼として父に持ち帰りました。

三笑楽酒造株式会社
http://www.sansyouraku.jp/

防雪の寧ろですが、とても綺麗です。
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© 2018 grigri.

合掌づくり(村上家)の屋根裏
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© 2018 grigri.

HDMI(LDVS)を用いたi2Sの伝送

 HDMI(High-Definition Multimedia Interface)は、複数のデジタル信号を伝送するために世界の名だたるメーカーがコンソーシアムを立ち上げて策定した伝送方式で、家庭内で使う範囲の長距離(20m)以上の伝送が可能です。その仕組を支える技術は、LDVS(Low voltage differential signaling)で、小振幅・低消費電力によるものす。その策定は古く、1994年にANSI/TIA/EIA-644として規定されました。又、その技術のベースが、差動伝送(differential signaling)であり、戦前に米国のベル研で開発され技術です。その技術を応用して、ラズベリーパイのi2S(Inter-IC Sound)をDACへ送り込んで、音楽を楽しもうという算段です。

LDVS送受信機
 i2Sの信号(ワードクロック、ビットクロック、シリアルデータ、マスタークロック)の4種類の信号を4組の独立したツイストペアーを用いて伝送するために、送受信機を用います。この考え方は、LANケーブルと似ており、極めて合理的な方法です。
 そして、この時の送受信機の電源供給方法と、4種類のデジタル信号のアイソレーションがノイズ対策上で重要な要素となります。
 送受信機のICは、TI製のDS90LV047/048を使用します。
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 最近アキュフェーズ社では、この様な方式をLANケーブル(RJ-45)を用いHS-LINK Ver.2として、DF-65(デジチャン)、デジタルプリアンプに展開を始めました。

送受信機の電源
 電源として、クリーンなDC5Vと3.3Vが必要です。3.3Vは、基板上でDC5Vからレベルダウンするとして、テスト段階でDC5Vを複数用意するのは、少々辛いです。そこで、以下の006P電池による安定化された5Vを供給する基板を入手しました。
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 上代200円(電池別)で、実験には最適です。最大供給電流が、100mAという上限が少々辛いです。でも、手軽で一寸した実験には良いです。この基板でDACのアナログ、デジタル、クロックの電源分離実験を行ってみたいと思います。

RASDAC+ Proの作製 その5

 RASDAC+ Proの安定稼働が実現できたので、そろそろケーシングを検討します。ケーシングの最大の難関は、OLEDによる表示装置のマウントと、背面コネクターの穴あけです。ステータス表示装置は、ipad等コントローラーで詳細を知れるので、表示装置の設置は必須要件ではありません。それより、背面のコネクターを、どの様にフィティングするかが、課題と思われます。
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リアーパネル
 リアーパネルに設けるコネクターは、電源、LAN(RJ-45)、HDMI(LDVS)、RCAコネクターの4種類です。S/PDIFによるデジタル信号は、純粋なクロック信号が無いに等しく音が悪いので、今回は採用せず、2種類のビットクロック、ワードクロック、必要によりマスタークロック信号が有る i2S を LDVS で伝送する HDMIケーブルで伝送する仕組みに限定します。

HDMIコネクタ
 HDMIのコネクタの加工を美麗に行うのは結構至難の技です。又、RJ-45(LAN)のコネクタ加工も結構難しいです。そこで、以下のノイトリック(リヒテンシュタイン)のコネクタを用います。ノイトリックの取り付けは極めて簡単で、23φの穴をシャシーに開けて、後から3mmの皿ネジで取り付ければ完璧です。

以下の様に、ノイトリックのコネクタ+オスオス変換のコネクター(ケーブルでも可)+LDVS送受信機→i2S接続
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RJ-45
 以下のコネクタで、HDMIと同様に23φの穴で取り付け可能

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クーリング・システム
 ラズベリーパイのプロセッサ:Broadcom BCM2387が結構熱を帯びます。その対策として、CPUダイの熱をシャシーに逃がす工夫が必要です。シャシーとCPUの間に銅のブロックを挟むとか、ヒートパイプでシャシーに熱を逃がす工夫が必須と考えています。

RASDAC+ Proの作製 その4

 連休に手作りアンプの会で製作会の合宿を行いました。
RASDAC+ Proの作製を川崎市玉林寺に泊まり込みで行い、完成するまで会員による手厚いサポートにより、参加者全員のRaspberry Pi のDACが完成しました。
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製作会の風景
 写真だけを見ると、一寸異様ですが、皆さん楽しい会話を行いながら、製作を行います。中には必死に黙々と作製している方もいます。
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製作会2日目
 翌午前中は、完成したRASDAC+ Proを持ち寄って、共通の音楽ソースを用いて、アレンジの違いによる音の評価をおこないました。
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 作製してから、充分な慣らしを行っていませんが、総じて共通する事は良い音質です。従前のRaspberry Pi のクロックをDACのクロックに流用するバージョンと、今回の低位相ノイズ発振器とアイソレータを用いたDACとでは、一聴して、その差が歴然で、今回作製した、RASDAC+ Proの方が遥かに優れています。

今回、製作会を主催してくださいました、手作りアンプの会、I氏、E氏、又、会場を提供してくださいましたO氏には、本業が忙しいなかで、大変ありがとうございました。

ガラ携の予備を入手

 現在、携帯電話の通話は、ガラ携を使用しています。そして、屋外のWebの閲覧は、iPad mini4 のセルラーモデルにフリーテルのSIMでデータ通信を行い、自宅では、主に iPad Pro 12.9 2G をWi-Fi経由で行っています。屋外でのWeb閲覧は、主に喫茶店(ドトール珈琲、カフェ・ベローチェ)のWi-Fiなので、月額通信料は、電話代1,000円+データ料542円に収まっています。

ガラ携の予備
 最近ガラ携の新製品が殆ど無く、有っても高額です。そこで中古で、程度の良いガラ携を探しました。右のガラ携は350円で、現在、使用中のものより新しくて美麗です。早速、滅菌処理を行い予備としました。半年毎にローテーションして大切に使う予定です。
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万歩計と電話機能だけで、カメラ、GPS等高級な機能はありません。

iPad
 iPad mini4は、セルラーモデルで、携帯用です。iPad Pro 12.9 2Gを屋外で使わないのですが、屋外で使う場合は、iPad mini4のデザリングで通信を行います。室内でのWebの閲覧、メール受信は、Wi-Fi 11acで行いますので、速度的には、かなり高速です。
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パソコン
 パソコンは、ワード、エクセル、長文のメールの入力処理と印刷程度にしか使用してません。パソコンを増設する予定はなく、一家に一台の多目的サーバー(プリント、ファイル、ファイアーウォール)に留まります。今後、マイクロソフトの苦戦が想像できます。

RASDAC+ Proの作製 その3

 今日の午後にポーランドから、ビシェイ・スフェルニース ホイルレジスターが到着したので、早速、PCM5122のアナログ音声回路の一次フィルターにシリーズに入る抵抗をタクマンREYから入れ替えました。この部分の抵抗は音質に対して極めて支配的であり、構成が単純なだけに、影響力が大きいと言えます。高調波成分が低歪のホイル抵抗で良い結果が得られる様です。

フィルターの抵抗
 以下の様に一本々、包装されています。
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抵抗の仕様
472.6R 0.1% 5ppm 0.5W
Very Hign Precision Vishay SFERNICE Foil resister RCK02
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フランス・アルプ=マリティーム県にある、ビシェイ・スフェルニース
http://www.vishay.com/landingpage/50year/sfernice.html

実装の様子
 リード線のフォーミング等必要なく、スルーホールに収まりました。
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ポーランドからの配送日数
 ポーランドのワルシャワ郊外のピアストゥフから、注文してから一週間で到着しました。中国郵便ですと、荷物の追跡が出来ず、何時到着するか不明で、一ヶ月程を要する事を覚悟しますが、流石に欧州です。

肝心な音
 肝心な音のインプレションを忘れていました。
 フィルターが、ファースト・オーダーと単純で明快であり、ノイズ対策を徹底的に施したので、静寂感があり、過渡特性が優れています。ノイズフロアーが低く、低位相雑音の発振器、ホイル抵抗等、好条件が醸し出す音は、鮮度が高く、低歪の音で、楽器の質感と空間表現が優れていて、優しい音です。

RASDAC+ Proの作製 その2

 作製したRaspberry Pi のi2S(Inter-IC Sound)信号を横取りして、デッドストックのDAC(ES9018K2M・モノデュアル)を使って、動作させてみました。信号の種類として、ワードクロック(LRCLK)、ビットクロック(BCLK)、シリアルデータ(SDATA)の三種類と、そのグラウンド(GND)の4線で、仕様が合致していれば、それ程に困難でない接続形態です。マスタークロック(MCLK)を必要とするDACもありますが、音は別としてメーカー自称高級と言われるDACは、その傾向にあります。
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接続ケーブル
 接続ケーブルは、フラットケーブル(リボンケーブル)を用い、可能な限り短く接続しました。おおよそ100mmですが、DACシャシー内の立ち上がり等を含めると180mm程度と想定されます。
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i2S TTLレベルの音
 PCM5122の音は鮮度の高い良い音です。PCM5122のLPFはファーストオーダーのLPFで極めて単純で、これに比べて、ES9018K2MのDACは、OPA2107を用いたLPFで、かなり複雑であり、その構造の差が音に現れている事が想定できます。もののついでに、アステルアンドカーンAK100ⅡのDAC部分を使って聞きましたが、淡白系で、悪く言えば情報量の少ない物足りない音で、これにはガッカリしました。

i2Sの問題点
 接続ケーブル長が内部の引き回しを含めて、180mm有り、耐ノイズ特性が良くありません。周辺の誘導性の電気装置(窓のシャッター)の電源オンオフでノイズが乗ります。それに引き換え、PCM5122は、安定していて、中々いい具合です。
 ノイズを無くす(減らす)には、i2S接続のタンパー抵抗値のオプティマイズをオシロで波形観測しながら、カットアンドトライで定数を決めるべきであり、正しく調整されると、もっと音質が良化する可能性があります。簡易的にシールドを施したら、逆効果となり、デジタルの調整は、中々難しいです。
 ワードクロックをオシロで見ると、以下の様にリンギングが生じてます。
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今後の予定
 作成後、長時間の稼働でも安定して、音が良いので、そろそろケーシングを考えたいと思います。表示装置は電源のパイロットLEDのみで、出力は、PCM5122を動作確認用として、本命はi2S信号をLVDSで出力する予定です。LVDSは、HDMIとRJ-45で行い、仕様は、PS-AUDIO社のデファクト・スタンダードとします。

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