レコード・プレーヤーのプリンスに制振材

 スピーカーからレコード・プレーヤーへの音圧と、トレースの振動による昆変調を避けるために、ソルボセインでプレーヤーをフロートしました。制振材は、エーテル系ポリウレタンで硬度は、Shore(00 Scale)で、30です。つきたてのお餅というか、スポーツマンの腕の筋肉と言った感じです。プリンス(Plinth)の制振と水平出しが行える様に工夫しました。
プリンス:台座の部分で、LP-12の場合は木枠に相当します。
DSC04839.jpg

トランポリン構造
 LP-12 ターンテーブルのベーシックモデルは、購入したオリジナルのままでは、音が出せず、アップグレードキットを湯水の様に投入しないと、使い物になりません。その一つとして、トランポリンがあります。トランポリンは、薄い(4mm)厚のパーチクルボードにゴム足をつけて、振動を遮断する機構です。上代は30,000円で、LINNとしては破格の安さですが、板材が鳴く等、購入に値しない商品です。現在、改良型のトランポリンⅡが発売されてますが、それでもそれ程優れた物ではなく気に入りません。そこで、緩衝機構を作製してみました。

サウンドクリエイト(LINN Japan)のトランポリン情報
http://linn.jp/products/turntables/trampolin/

トランポリン
薄いパーチクルボードにゴム足で初期のものです。
T1.jpg

トランポリンⅡ
上記の改良型ですが、相変わらず薄い合板にゴムのサスペンション(モーリス・ミニのサスペンションと同じで、英国人の好みの様)
T2.jpg

トランポリン構造の問題
 トランポリンⅡになっても、緩衝機構のゴム足が、パーチクルボードに付いている事には代わり無く、剛性の弱さから鳴き気味で、未だ未完成といったところです。そこで、緩衝機構をパーチクルボードに付けず、プリンスに直接取り付ける事にしました。

制振機構とソルボセイン
 以下の様に、近代的にソルボセインをプリンスの水平出し用アジャスターとして取り付けました。これにより、水平出しと制振を同時に実現可能な仕組みとなりました。
DSC04834.jpg

プリンスにソルボセインを取り付けて水平をとったところ
DSC04845.jpg

今後の予定
 次は、サブシャーシーをキール(背骨)に交換する予定ですが、、一寸、懐具合に合わないのと、それよりもトーンアームがLINN純正しか付かないダメな設計ですので、アルミ合金からCNCでオリジナルを超えるモノを作ってみたいと思います。LP-12には、SMEかOrtofonが似合うと思います。

以下が、キールです.
http://linn.jp/products/turntables/keel/