消音パソコン(クワイエットパソコン)へ移行 その7

 クワイエットパソコンの電源ユニットが軽負荷にも拘わらずコンデンサーから熱が生じており、又、コイルから発振音が出るので、素性を調べてみました。専用電源は、Streacomブランドの電源で、オリジナルの米国のMini-Box社の製品をコピーしたものです。写真で解るように、PCBのパターンが異なるので、新たな設計と思われますが、リフローが汚く、他の部品も含めて動作する極限まで原価が削減されてます。又、モレックスのパチモンのコネクタの精度が低く、差込むと抜けなくなる粗悪品で、無理するとマザーボードが歪んで壊れてしまいます。

問い合わせ結果
 販売元に英国のQuiet PC Ltdに問い合わせました。
 問い合わせ内容は、コンデンサー付近で熱を帯びる、コイルから音がする旨を伝えたところ、・・・早速、送って欲しい、不具合があった場合、新品と交換するが、送料は依頼者負担との事です。そして、恐らく検証結果は、「仕様の範囲内」であるとの回答が想定されるので諦めました。

オリジナルの電源
http://www.mini-box.com/picoPSU-160-XT
 設計は米国で、製造は恐らく大陸だと思いますが、色の付いたコネクタを用いて、模造がし難くなっています。又、要のコンデンサーは、日本製(パナソニック)の導電性高分子固体電解コンデンサ(OS-CON)を使用しており、ごく普通の商品です。

オリジナル基板の表
Original_F.jpg

オリジナル基板の裏
Original_R.jpg

模造電源
 中国製で、以下の名称でアマゾン等を検索すると、2,000円前後(送料無料)で購入可能です。
zmart DC-ATX-160W 160W AC pico BOX ATX ITX psu
 表面実装タイプの中国製コンデンサーで、得体の知れない物です。容量も470マイクロから何と三分の一の150マイクロに削減されています。動作環境が0~40℃なので、オリジナルのOSコンと異なって、外装が固体風を装っているだけで、中身は安価な電解液タイプであると想像できます。

模造基板の表
Xpachi_F.jpg

模造基板の裏
pachi_R.jpg
 
電源の交換
 日本の電気用品安全法のPSEに相当する英国のBEAB(British Electrotechnical Approvals Board)の認可が取れてない電気製品でした。電源が悲しい状態なので、早速、日本製のスイッチング電源を入手して、放熱用シリコーングリスを塗布して、シャシーに取り付けました。
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スイッチング電源
 ニプロン PCFL-180P-X2S2で国産の産業用で高品質です。
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各電圧毎に基板が分離されており、OSコンデンサーを多用しています。
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今後の予定
 これで、電源の問題が解決したので、ハードディスクの取り付けを行います。