8cmフルレンジでスピーカーシステム作成 その2

 天候が優れないので、一日スピーカーの測定と調整を行いました。

 バスレフのポートの共鳴がうまく行かず、低域が物足りないです。8cmフルレンジにキャビネットが、大き過ぎたことと、ワインボックスに隙間が有るのが原因かと思います。シリコン・コーキングで目止めを施したしたのですが、8mm厚の松の箱では限界が有りそうです。又、Vas値を吟味しないで、箱有りきで進めてきて、最適化しなかったツケが廻ってきた様です。

測定結果
 測定結果のfrdデータとzmaデータを用いて、Speaker Workshopに取り込みシミュレーションを行いつつ、中低域を増強する為に1.5mhのインダクタンスと、それに並列に抵抗(6~10Ω)を加えて、バッフル・ステップ補正を調整を行いました。初めから低域の再生を狙ってないので、後からの厚化粧では無理があります。2kHz辺りから分割共振が始まり、又、その前後では、サラウンド(エッジ)の逆共振が生じます。内部損失が少ないこのPPコーン・スピーカーは、それが結構明確に解るタイプです。音離れを良くして、暴れを許すか、暴れを内部損失で吸収して、大人しくフラットにするかのトレードオフです。オーディオの先進国である、北欧州の著名なスピーカーは大体後者が多いようです。
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  アクシス2mでの測定
せめて緑のカーブの様に低域が出たら良かったのですが・・

シミュレーション結果
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肝心な音
 聞いた感じでは、補正なし(赤い線)はリアル感があります、補正後(黒い線)は、2.5Khzのディップを何とかすれば(実はなんともならない)、低域の迫力は一寸物足りないものの、聴けないことは無い状態です。85Hzカットオフのサブウーファーを追加して、2.1chにすると完成形になります。8cmのスピーカーとしては、音飛びの良いスピーカーです。

今後の対応
 取り敢えず、これ以上深入りしても、限界が見えてますので、無理をしないで早々と終えたいと思います。