8cmフルレンジでスピーカーシステム作成 その1

  PARC Audioから発売されていた(過去形)8cmの廉価スピーカーを使って、スピーカーを作ることにしました。

ドライバー
 ドライバーユニットは、PARC Audio DCU-F081PPで、8cmのPPコーンです。スピーカーのキャビネットは、廃品のワインボックスを用います。早速、バーンイン( burn-in )を10Hzの正弦波で6時間程行い、諸特性を測ってみました。バーンインは、毎日、決まった時間に測定して、特性が劣化しない範囲で、100時間程実施する予定です。特にサラウンド(エッジ)がゴム製ですので、マリンス効果が安定するまでは、特性が変化します。又、スパイダー(ダンパー)に付着している余分な接着剤が、ほどける事によって、音質が大幅に変化します。この時、ゆっくり動作するゴムのサラウンドを見て、接着の不均一な場所が解ります。

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測定した結果
 メーカ公表値と近いのはf(s)のみ、Q値は、メーカー公表値と比べて、だいぶ異なります。これには、一寸ガッカリです。
 普通の小型スピーカーと言った所です。しかし、この値も、バーンインでどの様に変化するか楽しみです。

    実測値         メーカー公表値
f(S) = 104.97Hz        103.4
R(e) = 5.77 Ohms       5.6
Z(max )= 51.07 Ohms
Q(ms) = 5.962        5.866
Q(es) = 0.759        0.499
Qts)  = 0.673        0.46
L(e) = 0.184mH at 10kHz

完成目標
 今月、20日(日)を目処に完成させる予定です。LCRによる補正の必要が無ければ良いのですが、既にキャビネットが完成しているので、次回は、キャビネットにドライバーを格納して諸特性(インピーダンス、f特、ベントの共振状態等)を測定する予定です。

新リレー式アッテネーター 部品集め その1

外部表示装置の導入
 今回のプロジェクトのアッテネータでは、音楽を聞きながら音量を調整する場合、殆どリモコンで行い、アッテネータの近くに行くことは無いと想定しています。各チャンネル、左右のレベル調整等は、本体のコントローラで行い、音楽を聞きながらの音の増減は、リモコンと外部表示装置のみで操作する様にしました。
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外寸:150mm(W)✕55mm(H)✕25mm(DU)、50mm(DD)
窓寸:120mm(W)✕30(H)

表示装置の構成
 ウェンジ( Wenge )と言う木材を外部表示装置に選びました。当初、アルミ合金(AL5052)で考えましたが、表示装置の取り付けが難しいので、今回は銘木にしました。ウェンジは、アフリカ大陸に生息するマメ科で、非常に固くタッピングビスが入りません。穴を開ける場合は、木工用のドリル歯ではなく鉄工用を用います。このウェンジの窓に4桁7セグメントのLEDを斜めにセットします。表面はスモーク色のアクリルを貼り付けます。ガラスでも良いのですが、加工が大変なのと、色つきガラスの価格が極めて高額なので、今回は止めておきます。

コントローラーとリレー本体
 基本的に目に見える所には置かず、アンプの背後(見えない所)に置きます。そして、充分な消音処理を行う予定です。具体策はこれから、楽しみながら計画します。明日からは、徐々にアッテネータ基板へ抵抗のハンダ付けとケーシングを開始する予定です。