リレー式アッテネーター とりあえず最終

 チャンネル間のレベル調整の為にマルチCPU方式に拘りましたが、ロストインターラプトによりステータスの不一致が生じて、残念ながら最後は玉砕状態で、シングルCPU方式に改めました。
Final_Realy.jpg
 ゲインの表示装置が一つになりました。

シングルCPU方式への改造
 以下の様にリレー駆動をバスラインで同期する様に改造を行いました。 Reversible Moter Driverでラチングリレーを駆動してますが、改善によりリレーの負荷が三倍になりますが、耐負荷では問題ない範囲です。
 改造に要する時間は、半日フルに掛かりましたが、特に問題なくステディーに動作しています。
DSC02724.jpg
 リボンケーブルがリレーを駆動するバスラインです。

減衰特性の測定
 今回のプロジェクトを終えるにあたって、改造も正常に終わりメインシステムに投入する前に、体力測定を行う事にしました。
 以下の様に抵抗の変化特性は、綺麗な指数関数で得られていて、各チャンネル間の電圧の差は1mV以下の範囲内に収まっています。そして、今回採用した肝のVishay MELF形無誘導金属皮膜固定抵抗(±0.02%の許容差)が精度に寄与している様です。
Vishay MELF形無誘導金属皮膜固定抵抗の情報は、ここ
atteneition.jpg

X軸:ゲイン(回転角度に相当)、Y軸:出力、Z軸:チャンネル(12チャンネル)
特性曲線の誤差が少なく綺麗なリボン状に見えます。
上記のグラフを片対数で表現すると以下の様になり、粗が見えてきます。
XLOGATT.jpg

肝心な音は
 音質の変化が極めて少なく、無色透明と言う表現が相応しいと思います。以前より音量を下げても細かい音が良く聞えます。 最後に消音処理を簡単に行いこのプロジェクトの最後とします。今日は、ざる蕎麦と恵比寿で、ひっそりと乾杯をします。