リレー式アッテネーター 改善 その10

太陽光と蛍光灯からのガード
 インバーター式蛍光と太陽光下でロスト・インターラプトとなる件について、対策してみました。赤外線透過ガラス(R2)で赤外線に至る可視光線をカットしましたが、カットのスロープが緩やかで、それが一つの原因かと想定して、IR受信機側にシャープな赤外線フィルターを用いて実験してみました。

赤外線フィルター
 富士フィルムのIR(Infrared sharp cut) IR90(900nm)とIR78(780nm)を用いて実験を行いました。
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フィルターの性能
 フィルターのカットオフ性能は以下のとおりで、赤外線送受信機の38kHz(950 nm)を通過させて、それより波長の短い可視光線から紫外線を完全にリジェクトします。
IR90(900nm)を用いた場合、38kHz(950 nm)は75%の透過率となりIR78(780nm)の場合は、減衰無し(透過率約100%)となる筈です。
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   赤い線のアノテーションが、38kHz(950 nm)の位置です。

IR送信機の改善
 右がオリジナルの送信部分で、左側はミラー加工を行い指向性を付けました、これで、実質送信出力が+3dB程度アップしたので、0.75に減衰した分の補填が出来たかと思います。
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バッテリーを新品に交換して比較(上:オリジナル、下:加工したもの)
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実験結果
 送信機の発振部分に指向性を設けて改善を行いました。さんさんと太陽光が降り注ぐ室内と、インバーター蛍光灯の直下で実験をしてみました。結果は大分改善されたものの、未だ々と言ったところです。照明に対する改善はこれで様子を見ることとします。