リレー式アッテネーター シェイクダウン その9

 リレー式アッテネーターをメインシステムでシェイクダウン(Shakedown)しました。念願のマルチチャンネル・アッテネータですが、完成まで後一歩と言いたいところですが、問題は基本的な制御機能にあり、見直しが必要です。
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肝心な音は
 最大の課題である、音については全く問題なく、今まで作製した電子ボリューム、8連ポテンショメータに比べて、ベストだと思います。パッシブですので、入力ゲインに制限が無く、音は、静かであり、音量を変えても音質が変わらず、音量を下げても楽しめると言った感じです。例えれば、良く設計されたパッシブネットワークの様な感じです。

唯一の問題点
 唯一の問題、しかし最大の問題点は、IR(infrared)受信機能が誤動作する事です。特に、インバーター式の蛍光灯、強い太陽光の下で顕著に生じます。IR受信機は、38kHz程度(950 nm)の赤外線パルスで動作でしますが、太陽光と蛍光灯は原因が異なるようです。部屋を薄暗くすると安定動作します。又、IR受信機を複数買い求めて交換しましたが、改善する事が出来ませんでした。

IR受信の改善
 IR(infrared)受信機能を改善する方法として、IR受信機の受光部にレンズをつけて指向性を付ける方法が考えられます。又、メーカー製の機器を見ると、何らかのカバーが有って、正面のリモコンの光軸に合わせて、斜めの光を遮っている様に思えます。

根本的な問題
 今回のアッテネーターは、低域、中域、高域と3個のマイコンチップを搭載して、自由に減衰量の調整を可能としましたが、これが憾めとなり誤動作の原因にもなっています。

今後の予定
 やっと形になりましたが、細かな問題があり、一寸、憂鬱です。早々と見切りをつけて、新たなアッテネーター のプロジェクトに進んだほうが幸せになれそうです。手前味噌ですが、音が最良なだけに残念です。
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