リレー式アッテネーター ケーシング開始 その3

 風邪をひいてしまい一週間程安静にしていました、体の節々が痛くて、製作のモチベーションが上がらずに無駄な日々をすごしていました。

シャシー加工
 以下のHY 99-23-33SSを用います、ヒートシンクは飾りです、前後のアルミパネルが3mmと厚く補強のリブがあるので、レイアウト図はワードで作成して、それを基にCNCで切削しました。
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レイアウト図
関澤一雄20170120

CNC切削済みシャシー
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レベル表示
 LEDのレベル表示装置の窓とガラスのフィッティングが一番難しいです。表面のガラスは赤外線透過フィルター(マルミ光機MC-R2 82mm)を用いる予定です。以下の様なイメージを期待しています。
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ノブ
 ノブが小さく想定したイメージと異なります。一寸間が抜けている感じで、倍の大きさは欲しいです。
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リレーの考察
 常時リレーに電流を流さない方が、SNRの観点から良いと思いますが、この場合、リレーとしてラッチ式が条件となります。オムロンの小型2接点1巻線ラッチング形・リレー(G6KU-2P-Y 5mm×6.5mm×10mm)は定格消費電力が100mWと言えども最大、6bit(6個)×12チャネル÷2個=32個のリレーが同時に開閉するので、3.2VAの保持電力が必要となります。そこで、実測すると、最大で、瞬間的、全リレーが動作すると、突入電流が15VA5V/1,500ma)程流れますので、バウンス、チャタリングを生じない為に電源は限り無くクリーンな高品質の電源が必要となります。電源はシリコンカーバイトのショットキーバリアーダイオードとLDOで組む事にします。

リレーの種類
 動作の速度、滑らかさの点では、シングル・ステイブル形のリレーの方が、「シャラシャラ」と小気味良く動作しますが、ラッチング形リレーの場合、メイク/ブレークに変わる毎に正電流/逆電流を流し、その為の定格印加電圧の最小パルス幅に制限があるので、動作は少々緩慢になります。しかし、音量を変えるとき以外電流を流さない方が、Eb/N0 (the energy per bit to noise power spectral density ratio) の観点から優れていると思われます。

バランス伝送の必要性について
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 デジタル・オーディオで重要なファクターとして、Eb/N0があります。最近のアンプでは、余り遭遇する事が少ないですが、最大音量でトゥーイーターから「シー」という微かなノイズが聞こえたり、又、ウーファーがら微かなハムとかバズ音が聞える場合があります、これはオーディオを楽しむ基本的な問題で、直ちに改善する必要が有ります。
 特に、ピアノのソステヌートペダル(p.s:pedale sostenuto.)を踏んだ時に音の消滅のタイミングまで聞こえないと、オーディオとは言えないと思います。

今後の予定
 節分が過ぎて本格的な春が到来します。今度はスギ花粉アレルギーで鼻水がポタポタと根気が続かない日々となるので、その前に、製作を終えて、調製に入る予定です。