アナログチャンデバの作製 その1

 今までにデジタルのチャンネル・デバイダー(DCX2496)を四台、他にも何台か改造と破壊を繰り返して、現在は、foobar2000でPCチャンデバ(チャンネル・デバイダー)で楽しんでいます。 素晴らしい音でもなく、ごく普通の音で満ち足りないのですが、パソコンとRME firefaceから距離を置き、レガシーなアナログ・チャンデバに浮気してみたくなりました。
 アナログのチャンデバの候補としては、ASHLY XR-1001を2台構成で3wayとするか、DBX 234Xを素直に使うか考えましたが、双方とも標準ラックで大きさが気に入らないのと、すでに多くの方が導入されているので却下しました。
 そこで自作の道を選択したのですが、方式については、ディスクリートで山根式を考えましたが、いずれ位相の問題が起こるで、オペアンプの多重帰還方式で作ることとして、あえて棘の道を選択しました。
 恐らく、最終的にもとの状態に落ち着くとおもいますが・・・

 そこで、気をとりなおして以下の様な回路で、3Wayのアナログ・チャンデバを作る事にしました。

回路図をクリックすると拡大されます
ZCO3-Three-Band-Phase-Linear-Crossover-Filter-schematic.jpg
シミュレーション結果
Xcroover.png

 クロスオーバー周波数の微調整は抵抗値の調整で行うので、ソケットを用意しました。
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 現在、総て平衡で接続しているので、アナログこそ平衡入力として、出力をトランスで平衡とするか平衡のバッファーを入れるか、思案中です。
 当初オペアンプは標準的なTI製のOPA604として、オペアンプの換装による音の改善の余地を楽しみながら試験を行う予定です。
 アナログチャンデバで、デジタルチャンデバに近い結果が得られたら、家族から厄介物扱いされているジャンク・オーディオを処分して終活に専念できそうです。

 今回は部品の数が多くて、電子ボリューム作製時の比では無いですね!(電源は含まれません)
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 電子ボリュームについて

使用する部品
 抵抗はMIL-R-10509 MIL規格準拠(±1%誤差)の米DALE製のRN60D、RN-65で、コンデンサーは独WIMA製MMKとPMRです。
 ポットはALPS製で、電源トランスはタムラ製のハーメチック・シールドタイプを用意しました。
 オペアンプの入手は、RSコンポーネンツからバルク買いを行い、秋葉原のどのお店よりも廉価に入手できたと思います。
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 完成したら、三土会で皆様に聴いていただく予定です。

2wayチャンネルデバイダー

 最近2Wayのアナログチャンデバが、ムック本のオマケなのですね、その値段を見て驚きました。
 (独)ベリンガーの2WAY型チャンネルデバイダーに比べての話ですが、その差額は何と何と、1,638円なのです。
 その機能、性能の差では無く、上代が近い事に驚きます。ムック本のオマケが高すぎるという事です。

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ONTOMO MOOK
 特別付録:ステレオ2WAY型チャンネルデバイダー 5,900円(送料無料)
 クロスオーバーの範囲が、1kHz~10kHz(12dB/oct)で可変です。これでしたら、オペアンプでサレンキーで簡単に作れますね。でも、買った方が廉価だと思います。
 特設URLhttp://stereo.jp/?cat=38
 


Xベリンガー

 (独)BEHRINGER ( ベリンガー )
 CX2310 Super-X Pro 税込 7,538円(送料無料)
 http://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/19056/
 内部の写真です。電源はトロイダルトランスを使っています。ムック本のアナログチャンデバは、分相応にスイッチングACアダプターです。
 前面パネルのクロスオーバー値ダイアルは、実際と200Hz程度ズレている様です。ムック本のアナログチャンデバのクロスオーバー値は、音を聞きながら適宜に設定して知らなくて良いのです。
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DCX2496改良の再開

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 DCX2496のクロックとして、ルビジウムと、水晶発振器のターンオーバーが可能な仕組みとしました。
 低位相雑音の水晶発振器(TCXO)とルビジウム・クロックの選択をジャンパー線で選択することが可能ですので、使用する環境に合わせて切り替えが可能です。
  
 ルビジウム・クロックの12.288MHzを二逓倍して24.576MHzを得ています。 
 通常、PLL回路で逓倍するのですが、PLLの場合位相の変動によりクロック確度が、大幅に落ちることが想定出来た為、Mini-Circuits社AK-2+という周波数マルチプライヤーで、逓倍しています。
 AK-2+は、全波整流回路の高調波を急峻なフィルターで、取り出すモジュールのため、確度、精度の維持はできるのですが、トレードオフとして、著しい利得減衰が想定されたので、減衰分を補うRAM-4+という高周波アンプを用意しました。
 しかし、取り敢えず動作したので、適用は止めましたが、BNCケーブル長に依存しない安定稼働のためには、このアンプとAGC回路は有った方が良い様です。

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 ルビジウム・クロックで動作中のDCX2496です。
 
 肝心の音は、パッシブLPFの遮蔽特性の悪さからDACのΔΣのノイズが消しきれず、又、スイッチング電源のため、高周波の残留ノイズがタップリ乗っかり、高音に美しさが無く、全く気に入りません。
 次のステップでは、スイッチング電源からレガシーなトランスとシリーズ・レギュレータへの換装と、LPFの遮蔽特性の見直し、DA変換後にルンダールのトランス出力による平衡出力を行う予定です。
 デジタル入出力のチャンデバは、Omnimicと親和性の良いMiniDSPで実現して、DCX2496はDSPに搭載されている、AK4396を徹底的に活かす方法でいきます。
 いよいよ、DCX2496の改善プロジェクトの最終段階です。

 

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DCX2496プチ整形

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 ベリンガーDCX2496のプチ整形を行ってみました。
 DCX2496は、購入して先ずは怪我をしないように、標準ラック取り付けのプレート(耳)をとります。
 その後、サイドに穴が空きますので、銘木のプレートを取り付けて、穴を塞ぎます。
 板を止めるネジは、サラネジで木部に座繰りを行います。
 更に、ゴム脚と、3Mのラミネートフィルムを東急ハンズから購入して、貼り付けます。
 ULTRADRIVEと書いてある野暮な文字をラミネートフィルムで覆い隠します。
 色は黒のマットですが、グレー、コバルト色等で、そして塗装は行わない方が、幸せになれます。
 ここまで行うと、ピュアー(プアー)オーディオのアンプと並べても、それほ違和感が有りません。 
 
 総費用として、1,500円程度のプチ整形です。
 

ベリンガーDCX2496デジタル出力プロジェクト

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 手作りアンプの会のメンバーで、オーディオ全般に造詣が深いケンさんの指導のもとに、DCX2496のデジタル出力の改造を行いました。
 自作の満足感が得られるようにとの大人の配慮で、トランス、電源コンデンサの取り付けを残して、殆ど完成品の基板が配布されました。
 それを、マニュアルに沿って、結線すると完成です。
 自宅には、S/PDIFのDACが一台しかないので、フルレンジで完成を確認しました。
 個人的には、AKM4393からAKM4396に換装して、アナログ回路の充実を図りたいと思います。