CONTAX N Digital

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 このカメラは、Philips FTF3020-Cを使った、2002年世界最初のフルサイズ(フイルムサイズ)のCCDカメラです。
 フルサイズ・カメラとして世界最初に生まれたのは、当時の京セラ稲森会長の拘りからであり、当時、ニコンもキヤノンも試作はしていたと想像できますが、販売にふみきりませんでした。
 発売三年後、2005年9月に京セラが、不採算のカメラ事業からの撤退を表明すると同時に、京セラの株価が大幅に上がった、という皮肉な事実があります。

 その後、日本カメラ博物館(東京都千代田区一番町)に展示され、歴史的なカメラになりました。使用しているCCDは、Philips FTF3020-Cで、現在でもカナダのTELEDAYN社にて入手可能ですが、国内で購入すると上代200万円程します。

 デジタルカメラの、良い勉強をさせてもらったカメラです。

Carl Zeiss Apo Makro Planar T* 120mm F4

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 このレンズの名称は、Carl Zeiss Apo Makro Planar T* 120mm F4です。
Apoというプリフィックスは、カールツァイスにとって、特別な意味のレンズで、レンズの性能を引き出す為に、重さ、大きさを無視して作った、特別のレンズです。
年に一回使うか、否かのレンズでレンズ保管庫の肥やしになっています。
 

キヤノンのボディーにカールツァイスのAFレンズ

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Vario-Sonnar 2.8/17-35

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Planar 1.4/85

 カメラとレンズの組み合わせが変です。

 キヤノン製のボディーにカールツァイスのレンズが付いています、それも、自動露出、自動焦点です。
 この組み合わせ世の中に存在しない筈です、実は、カナダのCONURUS社に改造を依頼して、待つところ1年、やっと手元に戻りました。
 一眼レフのボディーは日本製、レンズは、カールツァイスの組み合わせが最強だと思います。

オリゾナ(オリンピック・ゾナー)

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 このレンズは、東独のCarl Zeiss JENA(イエナ)で作られた180mmf2.8の猫足レンズです。 
 原型は、ベルリン・オリンピックの時に、フラッシュ無しに撮影可能なレンズを、国の威信を掛けてナチが、Carl Zeissに作らせたレンズが基です。そのオリジナル・レンズは、今は無き、ブラックContaxⅠ専用で、これは、それに準ずるレンズです。
 現在でも、180mmf2.8というスペックを越えるレンズは存在しません、写りも全く問題ないのですが、いかんせ重すぎて使えません。
 硝材は、独Schott社製で、レンズを熔解したときトリウムThorium (原子番号:90の放射性同位元)が混合されています。
 下のヘリコイドは、アセトンでクリーニングした時のもので、大変凝った作りで、精度優先で、重さ無視のCarl Zeissの特徴が現れています。

 このレンズを付けて、千鳥ヶ淵で桜を撮影していたら、警察官に質問されたので、それ以来、お蔵入りにしました。

 かのライカは、当時、Schott社から硝材の提供を受けられなかったため、優れたレンズを作ることが出来ませんでした。
 それで、ライカのボディーにZeissのレンズを付けるのが、最高の組み合わせと言われた由縁です。
 現時点でもシネ、スタンパー、医療光学機器のレンズ等のプロ用レンズでは、ライカ、キヤノン、ニコンは、ツァイスの足元にも及びません。