デジタルボリュームとポテンショメータの音の違い

 マルチビットDAC(dam1021)にデジタルボリュームが搭載されており、その音質が気になっていました。又、無帰還アンプを作製してその入力の音量制御をどの様に行うか、思案中でしたが、今回作製した無帰還アンプは、全段差動アンプであり、マルチビットDACの出力も差動ですので、それを生かさない手は無いことに気づきました。
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カーボンのポット
 その差動の信号を音量制御の為だけにアンバランスとして、カーボンのポテンショメータで制御するのも如何なものかと思い、DACのデジタルボリュームで音量を調整する事にしました。今まで、デジタルボリュームは、データビットをシフトして、桁落ちさせて音量を調整するので、音のリアル感が殺がれると思い、使用を避けて来ました。

レガシーな、カーボンのポット(アンバランス)
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デジタルボリューム
 デジタルボリュームを使ってみての印象は、今回の音の比較で考えが大きく変りました。今まで、カーボンのポテンショメータを使って、それ程音の劣化を感じなかったのですが、同じ環境で、デジタルボリュームとポテンショメータを比較すると、デジタルボリュームの方が、変な音に色付けがされず、とても自然な音です。ビットシフトによる音数の減少は、取るに足りない心配であった事が解りました。

電子ボリューム
 以前に作製した、TIのPGA2311PAを用いた8チャンネルの電子ボリュームを引っ張り出して、デジタルボリュームと聞き比べました。ハッキリ言って、カーボンのポテンショメータと大差有りません、ギャングエラーが無い分、左右の定位が良いかなと感じる程度です。

結果
 やはり、デジタルは、デジタルボリュームで制御するのが正解で、可能な限りフルボリュームで聴く事が出来るレベル合わせを行う事が肝心であり、ADとDA分部が連動してデジタルボリュームで制御されれば、高いSNRが確保できると思いました。

弦薔薇が咲きました

 パリ在住の妹の家から持ち帰った弦薔薇が咲きました。
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 五月の中旬にうどん粉病に罹り、重曹水を掛けたら、濃度が高すぎたのか、
分部的に枯れてしまいました。
 しかし元気に花を咲かせてくれて良かったです。
 花は、日本に拉致されて、こんなに汚いところでも頑張って咲いています。
 
 ※動植物を日本国内に持ってくるには、検疫が必要です。
  植物検疫の詳細はここ

Windows10への更新を抑止する

 マイクロソフトのWindows10への更新ミッションが想定以上に上手く行ってない為に、マイクロソフトは強引に更新を仕掛けてきました。それに対して非難が集まり、日本マイクロソフトは、とうとう更新抑止の手順を開示しました。
 日本マイクロソフト カスタマーサービス & サポートの公式アカウントに日本マイクロソフト推奨のWindows10への更新を抑止するコンテンツが有ります。
 推奨の更新抑止の手順は、ここですが、これを全部読めと・・

※更新には、リスクが生じます、この更新に自己責任でお願いします。この情報は、あくまでも日本マイクロソフト社の情報です。現時点では、暴挙に出るマイクロソフト社を信用することは避けた方が得策です。

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早速抑止
 早速、推奨の方式で、抑止しましたが、明日は、マイクロソフト社のWindows Updateが行われる日なので心配です。とりあえず、自動更新は停止しています。

 これで、細工は流々仕上げを御覧じろと・・・でも心配です。




ハードとプラットフォームの更新は同期すべき
 WindowsPCをプラットフォームとハードを別けて、考える事自体無理が有ると思います。Windows10へは、現行のWindows7とハードの寿命(2020年)がきたら、ハードもろともWindows10に移行して、Windows7はスクラップにします。それまで、マイクロソフトさん品良く大人しくお待ち下さい。その時にが来たら、家に一台だけ、Windows10のサーバーを設置して、それ以外は総て、スマホに変えます。

WindowsのArchitecture
 WindowsパソコンのArchitectureは、Windowsの概念が頂点にあり、その下にハードとしてCPUとかメモリーとか、キィーボードがあり、ソフトとして、OSのモジュール、アプリケーション、情報として、インターネット、ローカルデータが存在すると思います。頂点にCPUがあり、記憶装置のメモリー、手足のキィーボード、画面が有りと言った考え方は、古いです。
 ですから、PCハードとWindowsは一体だと思います。私にとって、パソコンは文房具のノート、鉛筆、紙の類と一緒であり、又、アプリケーションが快適に動作すれば、Windowsそのものには、全く興味がありません。

期中でWindows10にするメリットは無い
 Windows10も無償期間が過ぎると上代17,600円のライセンスを購入する必要があります。
 しかし、Windows10の搭載のパソコンは四万円程度で最新の機種が入手できる現在、古い7を10にするメリットは、何処に有るのでしょうか?
 次世代CPUであるスカイラーク(2017年リリース)は、Windows10でしか
動作しません。マイクソソフトの公式情報はここ
 コンシュマーの殆どは、OSプリインストール済みのパソコンを買います、そこで、2017年以降にパソコンを新調した場合、Windows10のライセンスを再度購入する事になりますが、本当に良いのですか?・・Windows10へのアップデータを外部媒体に保存してあれば、別ですが、無理がありますね。

三台目の無帰還アンプ作製 その7

関東三土会に出品しました

 関東という言葉の響き嫌いです、例えば、「関東軍」とか、「関東支社」、「関東炊き」とか、古くて封建的な臭いがします。

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 小電力分部の抵抗は、1/8Wの米粒サイズのものです。

爆音での再生
 5月21日土曜日に、ファイン・チュウニングした無帰還アンプを手作りアンプのオフ会に持ち込み、音出しをさせていただきました。当初、保護回路の感度が若干高く、83dBのスピーカーで、いじめると、保護回路が働き気絶する事がありました。そこで、設計者のI氏に相談して、保護回路の時定数の変更を行いました。結果は上々で、問題無く爆音で連続運転が可能となりました。
 本来は、正弦波か矩形波で、負荷試験を長時間に渡り行いたかったのですが、正弦波でフルパワーにすると、ヒートシンクが、想定以上に熱くなるので、普通の音楽で負荷試験を行いました。音楽負荷の場合は、正弦波の負荷を100%とした場合に対して、40%程度の負荷になるとの事です。

肝心な音
 問題なく音だしが出来て、なによりです。
 今回、音楽ソースは、MIE JOKÉ sings BALLADS and other love songsから、コールポーター作曲 So in loveで、情家みえさん、ピアノフォルテは後藤浩二さんの10分32秒の曲です。 このアルバムの詳細は、ここ
 複数の曲を細切れに聴いていただく方法もありますが、今回のアンプは完成度が高いので、女性の声とピアノと言う、オーディオ機器として再生が難しい部類の曲を選びました。結果として、ピアノの鍵盤に指が当たる音が聞えるほどリアルで、曲を聴き入ってしまいました。
 終わりに、クラシックの再生リクエストをいただきましたが、良い音源の持ち合わせが無く、適当な曲を再生しましたが、弦の音が団子状態で最悪の状態でした。これは、フォステクス製の旧式フルレンジ・スピーカーの分解能が低いのが原因かと思われます。思い起こせば、過去に手作りアンプの会のスピーカーで、クラシックを聞いたことが、極めて少なかったと思います。

その他
 このアンプの基本部分設計者であるK氏と運よく会場で話す機会に恵まれました。K氏曰く、アイドリング電流を200mA流すと低出力時は、Aクラスの動作になっているとの事でした。
 今後、マルチアンプの中音域に投入する予定ですが、音が良いので、高音域用にもう一台作ってみたいと思い始めました。
 このブログを書きながら、環境音楽として、このアンプとRogers LS3/5でWebRadioのJazzGroveを聴いてます。

三台目の無帰還アンプ作製 その6

 電源電圧と容量のアップ

 電源トランスの要求仕様が、18V/50VAであったところ、誤って15V/40VAのトランスを購入したため、手作りアンプ会員I氏に暫定的な定数で、その電圧で動作する様に、バイアスを調整していただきましたが、本来の18V/60VAのトランスが、RSコンポーネンツの海外在庫から本日入手できたので、交換を行いオリジナルのバイアス、安定化電源のスレショルドを戻しました。
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 この独逸製Block社のトロイダルトランスは、60VAの規格ながら、直径:80φ、高さ:38mm の大きさです。 トロイダルトランスの資料はここです。カナダのPlitron社より多品種で廉価です。

トランス以外の改善点
 基板をヒートシンクから外すので、その時にしか出来ない、電源のコンデンサー容量の増大と熱伝導グリースの充填を行いました。チャンネルあたり、追加した容量は22,000μFですので、合計32,000μFになりました。
 残念ながら、取付け方は美しくないですね。
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 電源スイッチをパイロットランプ付きのシーソースイッチに交換を考えましたが、シャシーに四角い穴を空けて、その加工時の切削屑が、基板に架かり事故になる事を避ける為に、取付ける形状が同一のロック式スイッチに改めました。

トランスを交換した結果
 アンプの動作が安定した様な気がします。元々大出力を出す為のアンプでは無いのですが、結構、大音量でも保護回路が働かす、安定しています。

肝心な音
 トランスを最適化する事により、本来の性能が得られた様です。
 低音の分解能が、大幅に向上するとともに、音場感が増した様です。今更ですが、やはりアンプは電源が肝ですね。
 このアンプでの最大の収穫は、SNRが素晴らしく良い事です、自画自賛ですが、ハムのトラウマから生還できた様です。
 ゲインを最大にして、トゥーイータに耳をくっ付けても、全く何も聞えません

次の計画
 フロントパネル様に購入してある、6mm厚のジュラルミンを加工して、そろそろ取り付けて、完成させたいと思います。
 その前に、最終的な点検と調整、体力測定を行い、このプロジェクトを終わりにしたいと思います。
 回路設計、基板設計、基板の準備を行っていただきました、手作りアンプの会員である、I氏、テツ氏、K氏に感謝いたします。