評判のJRiver Media Center 22を試してみる。

 最近と言っても、既に数年前から「JRiver Media Center」の音が良いとの評判でしたので、最新バージョンの22を導入して試してみました。当初、上代6,980円の物が、最近売れ行きが芳しくないのか、4,980円のバーゲンセールを行っています。普通はバージョンアップして高機能に変わった場合、徐々に値上げして行くのですが、JRiverの場合は値下げですね。

普通に音だし
 先ずは普通に動作させてみました。ファンクションは早い話がApple iTunes、又は、Windows Medeia Playerと同じです。操作画面は、オーディオ評論家から悪評のfoobar2000の「Default User Interface」をかなり意識して酷似しています。
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肝心な音は
 ハッキリ言って、何の変哲も無いファイル・プレーヤーと言えます。これでしたら、無料のApple iTunes、Windows Medeia Playerの方が、遥かに完成度が高いだけに優れていると言えます。

画面の構成
 機能が盛りだくさんで、田舎紳士(ミネソタ州 ミネアポリス)ですね。ハッキリ言って、画面のレイアウト、ワードのセンスが全くなっていません、それでも音が少しでも良ければ、我慢できるのですが、残念です。

ワード
 オーディオ、画像、ビデオ、ドキュメント、TV、パーフォーマーストアー、
 ポットキャスト、プレイリスト、ドライブとデバイス、サービスとプラグイン

以下のロゴは、安物のDVDプレーヤーの操作ボタンの様で如何なものかと・・・
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カーネルストリーミングで高音質を狙う
 試しに、JRiverからカーネルストリーミングで出力して、その信号をRMEのtotalMIXでソフトウェアー・ループバックでチャンデバ機能を有するソフトに取り込みメインシステムで、再生してみました。
 以下が、その画面で、かなり複雑怪奇で、音を出すまで大いに手間が掛かり、一番嫌いなノン・ターンキーソリューション(Non-turnkey solution)と言えます。この方法は、スタビリティーが低く安定稼動しません。
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そして、その音は
 サンプリング周波数と、ビット深度を192k/24bitで行い、ルビジウム・クロックでロックしましたが、音に鮮度が全く有りません。一寸聴いた印象は、「マイルド、滑らか、静か」と言った印象ですが、ハッキリ言ってメリハリが無くて、つまらない音です。恐らく、良い音に設定するには、それなりの知識が必要であり、未だその域に達して無いのが理由かと思われます。

何時もの画面
 何時も聞いているfoobar2000の画面と、RME DIGICheckの画面です。
 Columns UI機能を用いて、カスタマイズを行うと、結構使いやすくなります。
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今日確認した事
 今日は、アンプとDACの残留ノイズを調べるために、音量(ボリューム)を最大にして、ニアフィールドでノイズを検証してみました。結果としてノイズは皆無で安心しました。やはりフォノイコのケーブルを除いて、総ての伝送が平衡(バランス)で、総てのアンプが差動という事が効を奏していると思われます。残留ノイズについては、試聴する多くのシステムで、「シー」という微弱音がトゥーイータから出てる事が多々あり、私としてはとても気になります。加齢とともに聞こえなくなるので、一寸悲しいですね。

Windows 7 professional 64bitの再々導入

 Windows 7 professional 64bitへ回帰する事にしました。

 戻すには、システム・ドライブ丸々バックアップしていたSSDに戻すだけですので、ものの5分で終了しました。
 Windows 7 professional 64bitで、久しぶりに聴く音は、何故か心が安まります。明らかにドライバーにより各種の特性(周波数毎の音圧、位相)は異なります。又、それに従い音も異なります。Windows10 professional 64bitも若干、高域側にエネルギー感が偏ります。これは実際に測定と試聴を試さないと解らないと思います。
 Windows 7 professional 64bitの唯一のウイークポイントは、修正プログラムが多く、300本若のプログラム・テンポラリー・フィックス(約3ギガバイトの容量)があり、プラットフォームの初期化を行うと、最新状態にするには多大なエネルギーを要することです。安定的にWindows 7を使う方策として、不要不急の修正プログラムは絶対にインストールしない事と、新たなハードの取り付けの為に、ドライバーソフトの追加を行わない事です。特にオプションの修正プログラムのインストールは絶対に避けるべきです。

体力測定
 久しぶりにメインシステムの体力測定を行いました。
 クロスオーバー周波数を5段階程変更して、気に入った値に設定後、バージョンアップされたOmnimicで測定を行いました。
 レイテストバージョンでは、IEC263標準グラフ形式(IEC 263 (Scales and sizes for plotting frequency characteristics and polar diagrams) に準拠したグラフ出力が可能です。

IEC263標準グラフ形式での測定結果
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j
Omnimicオリジナル
f特

特性を良く見せたグラフ
 上記のグラフを、見かけ上横に伸ばして特性を良く見せた姑息なグラフです。
f特Good

IEC263の必要性
 スピーカーのドライバーメーカー発表の特性表は、少しでも目の錯覚を期待して、わざとグラフを横(X軸)に伸ばして、見るからに特性が良く感じるように加工している場合があります。又、音圧(Y軸)の基点を0dBSPLとしているケースが多々あります。この様な節操無しの表現を是正して、正しく評価出来る様に、IECで規定したものです。
 意識的にデータを良く見せているメーカーの商品は購入しない方が良いと断言できます。

Omnimicの最新版
 VERSION 5.02には、歪率測定機能でバグがあり、必ずハングアップします。最新のバージョンへのアップは、少々待ったほうが得策です。新機能の歪率は、新たな曲線が描かれていますが、マニュアルを読んでも意味不明です。
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第二、第三高調波歪率 軸上1.5m

IEC263概要
(データを図示するための目盛の指針)
図示には等分目盛又は対数目盛の使用が望ましい。
等分デシベル目盛は対数目盛と等しい。
二重対数目盛などの他の目盛の使用は避ける。
デシベル目盛使用の場合のゼロ基準は,可能な限り定格値にする。
各目盛が直接物理的単位を使用している場合は,等分目盛と対数目盛の組合せは避けることが望ましい。
縦軸と横軸の表す量が同種のものである場合は,両軸とも同じ単位を使用することが望ましい。
ゼロ点まで無駄な距離のある等分目盛は,できるだけ使用しないこととする。
 
周波数特性の目盛
グラフは,周波数をヘルツ単位の対数目盛で横軸に,レベルをデシベル単位の等分目盛で縦軸に描き,縦軸の目盛比は、10周波数分を 25dB 又は 50dB のレベル差で表す。10周波数分の長さは 50mm が望ましい。
また,グラフの大きさを変化しても,目盛比は変更しない。

良いグラフの例
デンマークの世界的なスピーカーメーカーの場合(IEC263に準拠)
-50dB(相対的に聞こえない下限)から正しく表している。
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悪いグラフの例
自作マニア御用達日本のメーカー
音圧(Y軸)を0dBから表して、見かけ上フラットに見せかけている。
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今後の予定
 メインシステムが落ち着いたので、不要な機器と部品の処分を行い、いよいよ脱パソコンを目指して、miniDSPの計画を練ることにします。
 それから、IEC263標準グラフ形式は、是非浸透して欲しいものです。日本の産業界も採用して行かないと、国際競争力がつかないで、市場から撤退を余儀なくされる可能性があると思います。又、東京都庁もISO9001(JIS Q 9001)の導入が必要だと思いますね。



Windows Server 2012 R2への再チャレンジ

 Windows Server 2012 R2 Essentials 日本語版 アカデミックを次男の大学生協で45,000円で折角購入したのに、正常にセットアップ出来ずに放置していたものを、気を入れ替えて導入を再度チャレンジしました。結果としては、残念ながら玉砕状態です。

RME firefaceとの問題
 今回は、音が正常に出力される以前の問題で暴走状態に遭遇しました。
 以下の画面のキャプチャーの様にアナログ出力チャネル5/6とS/PDIF(赤の矢印)に猛烈なノイズが出力されて、firefaceのリセットを行わない限り止りません。この様な不安定な動作は、初めてで、この様な状況では、何時スピーカーを飛ばすか解らないので、基本的には、Windows Server 2012配下でのfireface使用は、これにて収束ではなく終息とする事にしました。
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暴走以外の問題点
・RMEから提供されている、DIJICheckというモニター兼レコーディングソフトが全く動作しません。
・MMCSS(Multimedia Class Scheduler Service)の機能が無く、プレーヤーソフトと他のソフトとのプライオリティースケジューリングが出来ません。
・高域2kHz付近から上の帯域の音圧が6dB程上昇と位相の回転が生じました。この件は、前回と同様の結果となりました。
・サウンド処理に無関係なアクティブディレクトリ、セキュリティ、バックアップ・ツール等、サーバーをマネジメントする巨大なタスクが、アクティベートされており、必ずしも低負荷ではない。
・音に生気が感じられない。

当然の結果
 RMEのソール・エージェントであるシンタックス・ジャパンにWindows Server 2012 R2 Essentialsでのfireface動作を問い合わせたところ、丁寧なメールで、「サポートしていないプラットフォームなので、導入できたとしても、結果は保障しない、又、それに関するトラブルも、補償しない」旨の回答を得ました。

今後の予定
 プラットフォームで遊ぶのは、危険なので素直にWindows Server 2012 R2に別れを告げて、Windows7 Proの戻して、これにて終わりとします。無駄なエネルギーと散財をしました、残ったのは疲労と、Windows Server 2012 R2 Essentialsのライセンスです。

ケンさん宅から、Takeさん宅への梯子のオフ会

 午前中にケンさん宅に集合して、新型の「入力I2S化のDCX2496改」のデジタルチャンデバを聴かせていただきました。午後からTakeさん宅に移動して、PCオーディオの競演を行い楽しい一日と、高い技術レベルの情報交換を行わせていただきました。
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6台のパソコンを持ち込み、合計7台のパソコンで再生

i2S化のDCX2496改
 全チャンネル入出力をi2S(LVDS)化して高音質をねらった改造で、全世界で唯一のDCX2496です。まあ、S/PDIF出力に改造したDCX2496は、手軽に入手できますが、入力をLDVS(hdmi)としたDCX2496は、極めて珍しく、入手もかなり困難です。又、i2S化を実現するには、SRCチップの換装等、高い知識と技術力が必要です。それにより得られた音は、今までに無いDCX2496の音で、音量を上げてもうるさく無く、素晴らしい音です。今度、LDVS(hdmi)出力のSDメモリープレーヤーで音出しを試みたいと思います。

SDメモリープレーヤー(現在ケーシング中)
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PCオーディオの特徴
 今回は、ケンさんとN氏設定のJPLAY、Takeさん設定のfoobar2000の競演を行いました。同じソフトでも、当然の事ながら、音の傾向が全く異なり、どの方式が良いか中々難しい判断です。そこで、確実に言える事は、ノイズ対策、クロックの対策が改めて大切である事を再確認しましたが、その為には、広範囲の電気、電子理論等の専門的な知識をベースとした対策が必須です。

PCオーディオの音質
 ハッキリ言える事は、PCオーディオで高音質化を望む場合、ソフトその物の違いより、それを稼動させるハードの構成と、環境に対して的確なノイズ対策とクロックの確度向上を行う方が遥かに効果的であると思いました。

無帰還アンプ・バカスケの夏休み

 チビスケJR.の長男にあたる、バカスケをI氏からお借りする事が出来ました。
 真っ赤なヒートシンク、防護カバーが特徴で、チビスケJR.の4倍の容量を有します。又、出力が10Wから40W超えにアップしていて、実際に使って見ると、数値の差以上に大きな違いを感じます。特にイコライザーを用いて、特定周波数の音圧調整を行う場合、このパワーの差は大変助かります。
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シャシーの構造
 シャシーは、アルミ合金のプレートとアングルを巧みに使い、市販のシャシーを超える素晴らしい出来です。この様に加工するには、精度を求められるので、結構大変なつくりです。赤いヒートシンクは、塗装では無く、赤のアルマイト仕上げでとても美しい光沢を放ちます。
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この無帰還アンプの特徴
・分解能が高く、楽器の位置が解る
・音場感が豊富で奥行き感が出る
・基本的な特性(f特、歪、位相)が、NFBアンプと遜色ない
・サ行の声の荒さが出ない
・音量を上げてもうるさくならない
・ダンピングファクターが適度に高く、無帰還アンプ特有の低音の遅れが無い
・ソノリティーが高い
・非省エネ

部品のレイアウト
 部品の配置が、合理的で熱対策、ノイズ対策が出来ており、ケーブルが最短で配線されています。又、スケルトン構造なので、放熱処理は完璧です。
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で、肝心な音は
 自作した、チビスケJR.と全く同じ傾向の音で、聴いていてとても気持ちが良いです。但し低音の出方は、こちらのバカスケの方が好ましいと思います。現在、メインシステムでは低域に制動力の強いicePower(PWM)を用いていますが、このアンプを投入して、低域がどの様に変化するか、聴いてみたくなりました。今まで数知れないアンプを聴いて来ましたが、このアンプは本当に音が良いです。この無帰還アンプは今までの無帰還アンプとは、一線を画するアンプの様です。